スタートアップがいきなり数万台の２輪車を製造するって超大変なことかも
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。もしかして新時代を切り開くゲームチェンジャーになるかもしれないこちらのスタルク・ヴォルグ、既に全世界から17,000台を超える事前注文が殺到しているようですが、聞くところによるとこれまでに日本からのオーダーは1ケタ？3台？？だけらしいです。えーえーえー。
苛烈な円安も手伝って全然安くはないし国内に代理店ないし (現時点ではアジア太平洋地域はオーストラリアのディーラーが対応する計画？) 、そもそもまだメディア向け試乗以外で世の人目に触れてもいないわけで、食指が動くのはまだもう少し先なのかもしれませんけど・・・1ケタですか？？？
100ドル託して夢を買っているから擁護するわけじゃないですが、生産施設の建設とかもおそらく遅れがちなのでしょうし、なによりこれまで2輪業界で全く無名だったスタートアップ企業が、いきなりエッジの立ちまくったレース専用車を数万台生産するって・・・実はチョー難易度の高い事業なのじゃないでしょうか？しかしまあ、可能な限り頑張って1日も早く届けてほしいものです。
ちなみに3台のうちの1台はフォレストグレイの80馬力仕様、らしいです
これから新規でオーダーするとした場合、納期は2024年4月8日あたり、だそうです。じらしますねぇ。この秋届くものと思って楽しみにしていた方々、最短でも来春とかまで待たされることになってSNS上でカンカンにイカっている人とかもお見受けしますが・・・原付も4輪も新車どころか中古車も市場に足りてないとかって状況みたいなので、静かに座して (DTXホイール代を工面しつつ？) 待つしかありませんよねー。
しかしこちらのスタルク・フューチャー社、もちろんまずはVARGのデリバリーが軌道に乗ったら、でしょうけど、電動の子供用とかミニモトなんてのも続いてリリースしませんかねぇ？インディアンのeFTR JrとかアメリカンホンダのCRF-E2みたいな・・・
まるですっかり電動推しのヒトみたいですが、都市部に住んでいると "音もなくバイクで遊べる" って相当魅力的なんですよね。フィールドが広がります。我が国のメイカーがつくる電動ランバイクなんてものありますし、幼いころから触れる機会が増やせたら・・・オーバルトラックで躍動する次世代の子供達の "層を増す" ためにはとても重要なことだと思います。そのあたりのお話はまた今度。
ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう！