昨シーズンまでドゥカティワークスのエースをつとめていたイタリアのアンドレア・ドヴィツィオーゾが、スペイン・ヘレスでのアプリリアのテストで同社のワークスマシンRS-GPに乗りました! 来年・・・2022年のMotoGP復帰を希望しているドヴィツィオーゾですが、今年ワイルドカードなどでGPを走ることは果たしてあるのでしょうか?
3日間のテストは、その「感触」を確認するのみ・・・
2008年にMotoGPクラス昇格を果たしたドヴィツィオーゾは、長いキャリアの中でホンダ、ヤマハ、そしてドゥカティのMotoGPマシンを経験したベテランです。
2020年限りでドゥカティワークスのシートを失ったドヴィツィオーゾは、2022年からMotoGPへの復帰を目指すことになりましたが、そんな彼にアプリリアは4月12〜14日の3日間、同社のワークスマシンRS-GPをテストする機会を与えました。
ドヴィツィオーゾにとっては久々のMotoGPマシンのライディングということもあり、3日間はハードにプッシュすることなく、RS-GPの「感触」を確かめるにとどまったようです。ただ、非公表ながらラップタイムは「それほど悪くはなかった」とドヴィツィオーゾは明かしています。
次のテストは、1ヶ月後にイタリア・ムジェロで行われる予定です
またドヴィツィオーゾは、1ヶ月後イタリアのムジェロで乗ることも明らかにしています。そして今回のテストで得た「感触」を、次回に乗るRS-GPにフィードバックしてくれることを、アプリリアに希望していると語っています。
今週末はMotoGP第3戦ポルトガルGPが開催されますが、今年アプリリアに協力しているドヴィツィオーゾがこの後レギュラーのテストライダーになったり、ワイルドカードでアプリリアライダーとしてMotoGPクラスに参戦することはあるのでしょうか? 現時点ではすべては憶測の域を出ることはありませんが、MotoGPクラス通算15勝の名手の走りを、GPの舞台でまた見ることができる機会が早く訪れることを期待しましょう。