もう“先代”になっちゃったけど1000ccのアフリカツインは高性能で堂々としていて、なによりも『がんばれば買えるかも!』っていう夢がありました。そこからちょっと遠のいた感じもする新型アフリカツイン……最高級205万円仕様に、その価値はあるの?

わりと複雑? まず新型アフリカツインを理解したい

今、国産の大型バイクでいちばん注目度の高いニューモデルといえば、間違いなくコレ。

2019年12月に発売された新型アフリカツインでしょう。

昨年2019年の12月に先行発売されたのはビッグタンク仕様アドベンチャースポーツのES/電子制御サスペンション搭載モデル。

マニュアルトランスミッションとオートマチックDCTが同時発売でした。

スタンダードのアフリカツイン。アドベンチャースポーツじゃないバージョンです

ちなみに電子制御サスが無いモデルとかスタンダードのアフリカツインは、先ごろの2月14日に発売されています。

ちょっと複雑ですね(汗)

まず、新型アフリカツインには運動性能高めの「スタンダード」と大容量燃料タンクの「アドベンチャースポーツ」の2タイプがあります。

そして、そのそれぞれにマニュアルトランスミッションとオートマチックDCTを設定。まずここで4機種。

そしてアドベンチャースポーツにのみ、前後サスペンションが電子制御のESを追加。

ここでさらに2機種増えて6機種。

以上が基本ラインアップなんですが……

そこから、日本仕様は基本ローダウン仕様なんだけど、欧州仕様と同じ前後サスが長い悪路走破性に優れた<S>を4機種追加で合計10機種!?

とんでもねぇ……(笑)

ちなみに<S>仕様は受注期間限定モデルです。

このあたりはホンダの公式WEBでご覧ください。

いや~複雑(笑)

なので、わかりやすく!

今回はいちばん高い205万円のアフリカツインを選択しました。

車名をフルネームで正確に表記すると「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission」です。

長い(笑)

そして!!!

205万円の価値は、見た目にわかりにくい?

この写真からわかることは「新型」の「アドベンチャースポーツ」だっていうこと。

そして詳しく見れば、エンジンからオートマチックDCTであることがわかります。

電子制御サスかどうかは……

フロントフォークの上側から、こうやって『ヒモ』が出てたら、電子制御サスだと判断してください(笑)

今回は<S>じゃない、ローダウンの日本仕様ですが、ここは見た目にはホントわかりにくいと思います。

つまるところ……

グレードは外から見ても、あまり違いがわからん!というのが個人的な結論です。

すごく詳しい人は別でしょうけど、あまりバイクに詳しくない場合は同じに見えるかもしれません。