日本では、まっっったくポピュラーではないモータースポーツである「スピードウェイ」ですが、欧州およびアングロサクソン国では根強い人気を誇る2輪車競技のひとつです。こちらにご紹介するのは1984年のロングトラックでのレースを収録したムービーですが、時速100マイル(約160km/h)オーバーの直線スピードから、コーナーで競り合いを繰り広げる熱い内容を楽しめます!
英独の英雄の激突!!
未舗装のオーバルコースで速さを競うスピードウェイは、1936年から第二次大戦の中断を挟み、今日まで存続している人気の世界選手権です。なおインディビジュアル(個人)・チャンピオンは1994年までは1戦のみで、1995年以降は6〜12戦のシリーズ戦で決めています。
この動画で首位争いをするのは、西ドイツ(当時)のエゴン・ミューラーと英国のピーター・コリンズ。前者は1983年の、後者は1976年のインディビジュアル王者に輝いた名手で、脂が乗った西ドイツの英雄と英国の古豪が激突!! 的な構図といえるでしょう。
未舗装で、こんな高速でバトルできるのは、信頼関係あってこそのものですね
この動画では、1970年代から競い合ってきた両雄が1984年のロングトラック世界戦で激しいバトルを展開します。平均時速85マイル超えというかなりの最高速が出るロングトラックで、コーナリングバトルをするのって・・・イメージしただけでも恐ろしいです。
でも両者の間には、ちゃんと信頼関係があるからこれほどまでの熱い戦いができるのでしょうね。当時を代表する名ライダーたちの、名勝負の行方を動画でご確認ください!