愛着のわくスタイルと、安心して乗れるタフさ、経済性を追求して。明日へ向かって走り続ける、暮らしや仕事のパートナーとなっているホンダのスーパーカブ。そんな世界的人気を誇る車両をクローズアップした書籍「スーパーカブは、なぜ売れる」という本をご存じでしょうか?

「スーパーカブは、なぜ売れる」ってどんな本?

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2017年に世界生産累計台数1億台を達成し、2018年には誕生60周年を迎えた驚異的な記録を持つスーパーカブシリーズ。

そんなスーパーカブを、本田宗一郎を徹底取材した経験をもちモビリティビジネスにも精通する著者・中部博が、日本はもちろん、中国や東南アジア、南米の各国のスーパーカブ事情を取材し、庶民派モビリティをめぐるビジネスの全貌を、世界で初めて解き明かした一冊がこの「スーパーカブは、なぜ売れる」なのです。

そもそも1億台を達成するには日本国内だけでなく、海外での普及が鍵を握りますが、中部さんは取材を進めていくうちに、その道のりが決して平坦なものではなかったことがわかってきたといいます。

そこには各国の地勢や文化、物価の違いはもちろん、戦争や経済不安、コピー商品の台頭……といった数々の困難が立ちはだかっていたのでした。

では、スーパーカブと世界のホンダ社員たちは、これをいかにして乗り越えてきたのでしょうか? 本田宗一郎がスーパーカブに埋め込んだ“ヒミツ”とは? そして2億台達成を目論むホンダが見据える次なるシナリオとは──?

ホンダファンはもちろん、ヒット商品の仕組みに興味のある方なら必読のビジネス・ノンフィクションなのです!

実はたくさんあるスーパーカブ関連書籍

さて、実は「スーパーカブは、なぜ売れる」だけでなく、スーパーカブには関連書籍がたくさん発売されています。その内容は歴史やメンテナンス・カスタム紹介したり、スーパーカブ旅など多岐に渡ります。

そんな書籍情報を集めたとっておきのコーナーが、現在Honda公式サイト内の「SUPER CUB FANSITE」というページに登場しているんです。

その中には、現在では絶版となり入手困難な書籍もあるのですが……たとえばこちら。

「ホンダ スーパーカブ 国際車カブ・シリーズの検証」

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「ホンダ スーパーカブ 国際車カブ・シリーズの検証」(1997年4月5日初版発行)は、初めてスーパーカブが1冊にまとめられた書籍です。

発行する3年前の1994年から、資料の収集や開発者へのインタビューを敢行。 F1の設計者として、また監督として活躍した中村良夫氏や、二代目社長の河島喜好氏が関わったスーパーカブの紹介など、貴重な証言が収録されています。1997年発行から2019年の新装版まで、大きく5回の改訂・増補版を発行。スーパーカブと同じくロングセラーとなった書籍です。

上の画像は初版の表紙。2019年の新装版は「ホンダスーパーカブ 世界戦略車の誕生と展開」というタイトルに生まれ変わっていて、現在の在庫状況は書店への問い合わせとなっているようです。なお、1997年初版発行から22年間に渡り増補改訂してきたシリーズは、この版で最終版となりました。

続いてはこちら!

「スーパーカブ 50(フィフティ)」

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「スーパーカブ 50(フィフティ)」(2008年12月10日 初版発行)は、スーパーカブ誕生50周年を記念して制作されました。冒頭でご紹介した「スーパーカブは、なぜ売れる」作者の中部博さんが手がけており、ご本人が本気のスーパーカブ愛好者でもあることが伝わってくる入魂の一冊です。

その歴史に様々な形で関わった、本田宗一郎を含む50人にインタビューを敢行し、彼らによるスーパーカブにまつわるエピソードや情熱がこれでもかという程つまっています。また、付録のDVDには独自編集の「スーパーカブの乗り方」や、1962年に本田技研工業が制作した会社案内映像「This is HONDA」も収録された特別愛蔵版です。

こちらも現在ではやや手に入りにくいようですが……探す価値のある一冊です。それでは最後にこれから発売される楽しみな一冊を!

リトルカブの20年(仮題)

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「リトルカブの20年(仮題)」(2019年12月 初版発行予定)は、1997年の登場から2017年の生産終了までの20年に渡る変遷をまとめたリトルカブ集大成の本です。

本田技術研究所の開発チーム員自ら著作した開発ストーリーは、これまで明かされなかった貴重な証言も掲載されているとか。2019年11月12日時点では、まだ具体的な発売日については発表されていません。続報に期待です!

どの本が一番気になる?こちらからもっと見てみよう

「SUPER CUB FANSITE」にはスーパーカブ関連書籍情報がまだまだたっぷり。また、書籍紹介は三部構成となっていますが、現在公開されているのは第1回のみ。ということは、これからもっとたくさんのお宝本に出会えるということ!

ちょくちょくチェックしに行ってみましょうっ!