黄色い「Honda e Prototype」がキビキビ楽しげに走っています!欧州版ホンダ公式メディアサイトで公開されたムービーには、世界中が注目しているホンダ電動コンパクトカーの魅力がギッシリ詰まっていました。

150ps、300Nmのハイスペック。さらに元気なスポーツモードも採用

左右端にあるのが、サイドカメラ用のディスプレイ。ほかにも大型ディズプレイを配して、先進性と上質感を巧みにアピールしています。

身のこなしが軽快なのはとても魅力的ですが、やっぱり「速さ」も気になるところ。公表されているところによれば、最高出力が110kW(150ps)、最大トルク300Nmを発揮しています。

数値的には、日産のピュアEV「リーフ」の標準モデルと最高出力は互角。最大トルクこそ20Nmほど少なめですが、1800kg近いリーフの車重に対してHonda eは1トンそこそこしかないという噂もあるワケで……実質的なダイナミック性能は上回っている可能性大!ですね。

街中では、アクセルペダルのオンオフだけで加減速をリニアに制御できる「シングルペダル・コントロール」機能を採用。出力制御をより刺激的に変化させる「スポーツモード」が設定されるなど、操る楽しさでも、新時代のホンダ車としての革新性をたっぷり味わわせてくれそうです。

航続距離は200km以上。街乗り中心なら、毎日乗っても安心です。

欧州ではすでに一部地域で先行受注を開始。日本市場には、2020年度中のリリースが予定されています。

公表されているHonda eの航続距離は200km以上(WLTPモード)。やや控えめな数値ですが、これはクラスでももっともコンパクトな35.5kWhのバッテリーを搭載することで、経済性と実用性のバランス向上を狙った結果、と言えそうです。

シティ派電動コンパクトカーとしての便利さ、扱いやすさ、楽しさ、そしてなによりマイカーにしたくなるキュートなたたずまい。Honda eなら、毎日乗っても飽きない、文字どおりの「愛・車」になってくれそうです。

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