第46回目を迎えた、東京モーターサイクルショー2019の会場、SUZUKIブースで我々を迎えてくれたのは、新旧カタナ。

旧型カタナがモハメド・アリなら新型カタナはタイソン

今年のモーターサイクルショーの大きな見所の一つと言えるのが、この新型カタナ。
SUZUKIブースでは、新旧カタナがそろい踏みで来場者を迎えてくれた。

細長く華奢な感じもする初代GSX1100S KATANAに比べると、新型カタナはややずんぐりとした印象。例えてみると(例えが古いが・・・)モハメド・アリとマイク・タイソン。筋肉が詰まったようで、丸っこく見えるけれどその分弾けんばかりの弾力性を感じる。

実際に跨ってみたところ、ポジションは窮屈でなく、少し幅広のバーハンドルのせいもあるだろうが、リラックスした姿勢を保てそう。ベースとなっているのはGSX-S1000とのことだから、その走りは旧型カタナをどういじってもとても敵わない、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれるのだろう。

うまくヘリテージをとりこんだデザインは実に巧み。

郷愁のせいもあるだろうが、筆者はやはりこちらのデザインの方が好き。だが、初めてカタナに触れる若いライダーの印象はまた違うものになるかもしれない。

超美脚のお姉さんにも目移り。だって、男の子だもん。

ヨシムラブースでは早速カスタムカタナのすがたも! 

このカタナ、ヨシムラのブースでは早速、あのスペシャルカタナ 1135Rを思い起こさせるようなブラックボディのカスタムモデルが展示されていることも注目。
まだフルチューンというわけでもないし、セパハン仕様でもないのだが、完成度は流石の一言。こちらにはまたがることは許されないが、テンションを上げてくれる一台だ。