春先に発覚した愛車R1200GSの前後サスペンションのオイル漏れをようやく直しました。ボクはじめてサスペンションのオーバーホールをしたんですけど……これはもう、ちょっとした感動です。サスペンションを交換している人はみんな注目ですよ!

オイル漏れ漏れの前後サスをオーバーホール!

4月にちょっと書いたんですけど、ボクのR1200GSに入れていたビチューボのサスペンションが前後ともオイルだだ漏れ。

こうなったのは単純にボクがメンテナンスを怠ったせいです。

結局あれから半年も放置しちゃったけど、重い腰を上げてようやくオーバーホールに出しました!

ちなみに状態としては……こちらフロント側。

ベットベト。

悲惨です。高級リプレイスサスの面影はどこにもありません。

すべてワタクシのものぐさな性格が招いた結果です……

もちろんリヤ側も残念すぎる状態。

ガンメタのボディに個性派な赤いスプリングという、イタリアンな雰囲気に惚れて買ったというのに……

結局、販売元のサインハウスに電話して聞いた結果、近所(西東京方面)で作業をしてくれるお店が見つかったのがキッカケです。

サスペンション屋さん???

それがこちらの鈴木オート!

夜にお伺いしたので暗い写真でごめんなさい。

けっこう秘密基地っぽいというか……知らなければ普通に個人宅に見えます。

WEBで調べてみると車検整備専門店と出ますが、ご安心ください、

サスペンション整備もやっております!

しかも安心なのは!

店主の鈴木正彦さんが全日本ロードレースを走っていたレーシングライダーという経歴の持ち主だということ。

2輪&4輪のレーシングメカニックとしても活躍されていたそうです。

そして、こちらのお店に決めたもうひとつの理由として「車両ごと預かってくれる」ということがあります。

サスペンションだけ外して宅急便で送るとか、パーツだけ持っていくとか……ぶっちゃけ面倒じゃないですか?

そうしてボクは半年近くバイクを放置していた訳ですからね。

ビチューボってどうなの?

サスペンションのプロから見たビチューボはどうなのか?

これは、いちユーザーとして非常に気になる部分です。

通常は内部まで目にすることなんて無いですもの。

分解作業の過程です。ベットベトの油汚れが取れただけでも嬉しくなりますね。

そして、鈴木さんが言うには!

イタリア製のイメージとは裏腹に質実剛健な造りのサスペンションだそうです。

でもキャラクターとしては、やっぱりイタリア製らしく走りを意識していると感じた様子。

ちなみにR1200GS用の場合はロードスポーツ的な走りが手に入ります。峠のコーナーなどはガツンとソリッドに走る感じですね。

サーキットなどをがっつり走りたいタイプの人にも良いかも、ですね!

ビチューボのサスペンション詳細はこちら!

ところでサスペンションって、基本は新品状態がいちばん高性能なんですって。

サスペンション内部のフルードは激しい動きによる熱で泡立ち、どんどん劣化していくのがその理由。

『サスは泡との戦い』だと今回、教わりました。

こんなに変わるの!? サスペンションオーバーホール!

そして数日後、オーバーホールが完了したと連絡を頂き、早速引取りに行きました。

あああ……美しい……帰ってきたよ美しいビチューボの輝きが!

フロント側もピカピカです。

走り出す前から既に満足。やってよかった、と思います。

しかし……衝撃はこれからでした。

だって時速60kmでストレートをゆっくり走るだけで全然違うんですよ!?