21世紀を迎えてゴールドウイングの進化は続く。【ゴールドウイングの系譜】5代目はGL1800。
ディスチャージランプや間欠ワイパー、CDチェンジャーなど高級車並みの装備を加えていく。

ホンダの最大排気量車として燦然と輝く「GOLDWING」。日本の歴史に大型スポーツツアラーという新しいジャンルを築き、発売開始から40年以上という長い歴史を持つバイクである。
この連載では、アスリートのように鍛え上げられ、力強くシャープな「GOLDWING」の生い立ちから現在までを紹介していく。

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●水冷4ストロークOHC2バルブ水平対向6気筒●1,832㏄●116PS/5,500rpm●17.0㎏-m/4,000rpm●415㎏●25L●740㎜●130/70R18・180/60R16

5代目 GL1800 (2001)

さらなるハイパフォーマンスと快適性の両立を目指して、エンジン本体をメンバーとするアルミ製マルチボックスセクション式ツインチューブフレームに、1,832㏄のニューフラット6を搭載。

21世紀を迎え、排気量はついに1,800ccを超える。まさにキング オブ モータサイクルと呼ぶにふさわしい。

メーターはアナログ3眼となり、センターに240km/hの速度計、左に6,000rpmからレッドゾーンとなるタコメーター、右には燃料と水温計が並ぶ。

オーディオは6連奏CDプレイヤー付きだった。また、2007年には世界で初めて2輪車専用エアバッグ搭載車、2008年にはエアバッグ・ナビ装着車が発売されている。

トップケース内に置かれた6連奏CDプレイヤー。当時的には長時間ツーリングのお供に欲しい贅沢装備だった。

次回はいよいよ6代目。お楽しみに。