今どきアメリカン・クルーザーってどうなのよ? やっぱ時代はフルカウルスポーツでしょ! っていうのが最近の流れのような気がするけど、そんな流行にレブル500で反逆です。という訳で、仕事は午前中にパパッと切り上げて(笑)午後から自由に向かって走り出してみた!

360度、どこから見てもカッコいい。

ホンダの全ラインアップの中で、いちばん西海岸カリフォルニアなノリといえば、レブルしかないでしょう!

最近はアメリカン・クルーザー系のバイクが少なくなってきてるから、こういう系が大好きなボクとしては個人的にチョット残念。

でもホンダは偉い! ちゃんと「レブル250/500」っていうバイクを作ってくれるんですから。

こちらデザインスケッチです。

思うんだけどこのバイクって、普通にどこから見てもカッコいい……バイクってカッコいいことが命だと思ってるボクとしては、それだけでもうかなり愛せます。

250と500なら、どっち?

ほとんど見分けがつきませんが、こっちが250(※写真は海外仕様だから300)です。エンジンの大きさで見分けてください。

それ以外に見分ける方法がほぼありません(笑)なんせ車体サイズも同じですからね……

実は250がかなりイイ仕上がりです。ガンガン回して走るタイプで、とにかく動きが軽やかなんですよ。

でも個人的には500派……

250に対して500の良いところは、とにかくエンジンに味がある!っていうところ。

排気量500ccなのに、よくこんなに雰囲気あるエンジンにできたなぁって思うんです。

何が楽しいかって……これ真面目に言いますけどね

『スロットル全閉で減速』

これが楽しい。こんなバイクは滅多にない(笑)

撮影/森浩輔

スピードを乗せていって、そこからスロットルを戻すとき。5速とか6速とかエンジンブレーキが弱いギアが特にいい。

スロットルオフの瞬間に「ズドォォォォー!」ってレブル500が唸るんです。

これが何とも快感なんですよ。レブル250に無い部分は、この気持ちよさだと言ってもいい。

とにかく何回もスロットルオフしたくなること間違いなし(笑)

撮影/森浩輔

ちなみにライディングポジションはこんな感じ。身長176cmでも小さく見えないし、乗っていて窮屈じゃない。

ていうかこのデザイン、特にガソリンタンクですけど、ライダーが跨った時のほうがカッコいいと思いません?

そしてもうひとつ、衝撃なのが……

撮影/森浩輔

超絶ベタベタの足着き性! ボクの身長だと足を下ろして、さらに両側に足を広げる感じ。

シート高690mmで超スリムですからね。これ以上に足着きが良いバイクってのは、他にそう多くはありません。

おそらく身長150cm台の女性でもレブル500はイケます。重量も190kgで軽いし、大型免許枠で最強の安心感を誇るのは間違いなくコレでしょう。

そんなレブル500で日常に反逆してみよう!

足着き抜群。軽くて疲れない。そして走りは減速が楽しい(笑)

おおよそ『レブル=反逆者』っぽくないキャラですけど、とある平日の午後、仕事をサボってしっかり終わらせて(上司に無断で)走り出します。

こういう時は素早く高速道路に乗っかって、速やかに会社から物理的に遠ざかる! いつもだったら仕事しているはずの時間に、自由へ向かって逃走です。

目指すは海だ! レブルが似合うって言ったら、やっぱコレ湘南しかないでしょう!?

【後編へ続きます】