出た当時はどうしても旧モデルとの比較に不評もあったFIAT500ですが、見慣れるとその愛くるしい顔になにか懐かしさを感じます。そんなチンクを更にスパルタンに、ゴージャスにするのがRomeo Ferrarisです。
Romeo Ferraisって?
ミラノを本拠地に置く、Romeo Ferraris(ロメオ・フェラーリス)はパワーボートとカーレースに特化したチューニングメーカーで歴史は50年以上にもなります。
今回ご紹介するのはABARTH500をベースにしたRomeo FerrarisのコンプリートカーCinquone(イタリア語で大きいチンクの意味)をベースに更に手が加えられたもの。その名も「Cinquone Qatar」。
最高出力を248馬力まで引き上げられたエンジンに可変エキゾースト、オーバーサイズブレーキ、調整式ビルシュタインダンパーを装備された車両はその軽量さから想像以上のパフォーマンスを発揮します。
内装を見れば名前の"Qatar"の由来がなんとなく想像できますが、すべて本皮の内装に金色のリム!更にはシャンパングラス置きも!(シャンパンをこぼさないようにドライブすることで運転技術が上がるわけですね笑)
愛くるしい出で立ちでいながらも走りのパフォーマンスも高い、また小さいことから日常でも使い勝手の高さが好評のチンク。アバルトもよく見かけるし、更に人と違ったモディファイがしたい貴方には是非ロメオ・フェラーリスの世界に入ってみてください。