新連載として、11月18(土)/19日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」の"Honda WGPの栄光"に参加予定の、世界ロードレースGPの最高峰クラスに参戦していたホンダGP車両を紹介いたします! 今回はバレンティーノ・ロッシのライディングでMotoGPクラス初年度を圧勝した、2002年型RC211Vです。

16戦中11勝という完璧なコンビネーション!

記念すべきMotoGPクラス初開催となる2002年開幕戦(鈴鹿サーキット)。私(宮﨑)はプライベートで観戦に行きました。雨降りですごく寒かったのを覚えています・・・。

開幕戦鈴鹿でのGPを制覇したのは、前年ホンダNSR500で最高峰初タイトルをゲットしたバレンティーノ・ロッシでしたが、4ストロークのRC211Vを得たこの年の強さは圧倒的でした。第2戦南アフリカGPこそチームメイトの宇川徹に負けましたが、第3戦スペインGPから第9戦ドイツGPまでロッシが連勝。まさに鬼に金棒、ロッシにRC211V・・・でした。そして11勝をあげたロッシが初代MotoGPクラス王者になったのです。

2002年型ホンダRC211V(®︎ Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)。

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RC211V用V型5気筒。フロント側が3、リア側が2気筒でVバンク角は75.5度。このレイアウトで一次振動を低減させており、振動を打ち消すバランサーを省略してます。

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2002年に11勝でMotoGPチャンピオンとなったV.ロッシとホンダRC211V。翌2003年も9勝をあげ、最高峰クラス3連覇を達成した。

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ロードレース世界選手権の最高峰が2ストローク500ccから4ストローク990ccに変更となった2002年、HondaはニューマシンRC211Vを投入した。バレンティーノ・ロッシが11勝を挙げチャンピオンを獲得。宇川徹も1勝、アレックス・バロスは2勝を挙げ、Honda RC211Vは全16戦中14勝の活躍をみせた。

新時代を切り開いた名機の走りを、鈴鹿サーキットで体感しよう!

そんな歴史的な1台が、11月18(土)/19日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017」で走ります! こちらの動画は、昨2016年のホンダコレクションホールによる胴体確認テストの様子です。そのスピードとサウンドを、ぜひ鈴鹿サーキットで体感してみてください!

Honda Collection Hall 走行確認テスト「RC211V 2002年」 2016/5/31

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