オリジナルの雰囲気・スタイルを生かしながら、性能アップを目指し、Z2のカスタム企画の続編。厚木の有名バイクショップ ブライトロジックの協力のもと、ファインチューンドZの完成形を目指す。

2016年1-2月に、ホイールをハヤシキャストに換装し、フロントブレーキのダブルディスク化などのモディファイを行ったZII。その後非常に調子よく走っていたのだが、一年点検をきっかけに、ちょっとヤレてきてるな(=経年変化によって本来の状態でなくなってきている)と感じていたリヤショックの交換を行うことにしたのだ。

先週(10月25日)にブライトロジックさんに預けたZIIだが、昨夜全てのパーツが装着完了したというので、早速引き取らせていただいた。

リヤショックは、オーリンズを選択

サスは定番のオーリンズ。ZIIのスタイリングを大きく変えないため、リザーブタンクなしのモデルとし、スプリングカラーもオールブラックのブラックラインシリーズを選んだ。

また、リヤショックが黒くなることで、バランスをとってフロントフォークも黒く塗装してもらう。グッと渋みがまして、引き締まった印象となった。

OHLINS オーリンズ:リアサスペンション ブラックラインシリーズ
■シリンダー構造:シングルチューブ
■ピストン径:36mm
■シリンダー内フリーピストン:内蔵
■リバウンド(伸側)減衰力調整機能:あり
■車高調整機能あり
タイプ形状:S36DR1L

フロントフォークをリヤショックに合わせて黒く塗装してもらった。渋い!

また、ときおりガソリン漏れが気になっていたので、燃料コックもPINGELのシングルコックに変更。見栄えも良いし、安心感も増して言うことなしだ。

燃料コックもPINGELシングルアウトに変更。これで燃料漏れもなくなるだろう。

これで終了・・・ではなく、次にカスタムするパーツを決める。
それはキャブレター。

早速(普段夜は乗らないのが僕のポリシーだが)近隣を軽く流したが、確かに前より綺麗に寝るようになった気はした。まあ、長距離走ってみないとなんとも言えないが、少なくとも見た目は前より確かにかっこよくなった(自分比w)。

実は、あとはキャブの交換を検討している。ZIIを受け取るまではどうしようか迷っていたのだが、竹中代表の「確かにもうちょいパワーあるとよりいいよね」の一言で、すっかり僕の気分に火がついてしまったのだ。うん、たしかに。今の状態で不満があるわけでもないけれど・・・一度そう思ってしまったらやらざるを得ない!

というわけで、今のZIIの仕様に合った(さらに納車後のセッティング出しにあまり気を使わなくていい、という条件で)キャブを選定してもらうこととなった。

キャブの装着とセッティングには1ヶ月くらいかかる、ということで、マシンをお渡しする時期はこれから相談していくが(だって、いまくらいがバイクを走らせるに一番いい季節なんだもの、僕にとっては)、近々ノーマルキャブを捨て、次のステージに進む準備が始まったのである。