ドラマ「黒革の手帖」武井咲が演じる銀座のママ 原口元子から学ぶ、小悪魔どころか最強悪女すぎるテクニックとは。【ドラマのモテテク】

1.ふるまいは常に低姿勢。実はしたたかな女性。

若くして銀座に自分のクラブを持ち、ママとして働く元子。ドラマのシーンの中でも垣間見える姿は、誰よりも低姿勢なふるまい。自分の話は二の次で、相手の話を親身に聞き、相手の立場を立てるという方法は、夜の接客の世界ではわりと定着しているようですが、たしかにそんなふうにされたら誰だって気分がいいですよね。

元子の決め台詞でもある「お勉強させていただきます」という言葉は、相手を立てるのに効果的なので、いろいろな場面で使えそう。

2.最強最悪女ほど、ファッションは意外と清楚系？

仕事着は着物を纏っていますが、私服は清潔感があふれるファッション。

“優等生”、“お嬢様”という言葉がピッタリな格好ですよね。こんな綺麗な容姿ですっきりしたファッションからは、到底悪いことをするようなコには見えません。

悪女というとなんとなく見た目もちょっと派手で奇抜なイメージですが、本物の悪女というのは、外見ではわからないものです。むしろ普通な格好をしているのでしょうか・・。

あなたの周りにもこんな雰囲気の女性はいませんか？？見た目は大人しそうだと思っていても、実は元子のような悪女かも・・？思い当たる人物が周りにいたら、一度冷静に観察してみては？

3.並大抵ではない頭の回転の速さ、計算高さ！

しれっと銀行のお金を横領しちゃう時点で十分に極悪女なのですが（笑）、恋愛沙汰でも悪女発揮しちゃってます。こんな美女に「二人っきりでお話がしたいのですが・・」なんて言われたらちょっとでも下心がある男性なら、まず断る人はいないのでは？しかし、これが元子の“甘い誘惑”作戦なのです。

二人きり・・と期待しながら向かっていったらそれは完全に“罠”。元子はそのあと相手を徹底的に窮地に追い込む超極悪女なんです。ドラマ内では、自分を守るため、相手を陥れるために、自ら体を切りつける、なんてシーンもありました。

目的のためには手段を選ばないのが悪女。みなさんも美女の甘い誘惑には十分ご用心を！

4.若いがゆえの純粋で世間知らずキャラ？

ドラマの初回では、以前在籍していたクラブのママに連れられて、お客様とゴルフ場に出かけるという場面がありましたが、ここでも悪女テク炸裂！

たとえば、ゴルフ場でボールがなくなるのはよくあることですが、せいぜい手伝うとしたら一緒に探してあげるくらいですよね。

ですが、元子はゴルフボールをわざわざ池の中にまで入って探しにいっちゃうのです。（笑）
やはり、こういうのに男性は弱いのでしょうか？夜の世界にいるとは思えないほどのピュアすぎる彼女に男性陣は魅了されてしまうのです。しかし、これはお客さんに気に入ってもらうために、あえてピュアに見せた計算なんですけどねぇ〜。こわいこわい。

5.手に入りそうで絶対に手に入らない、魔のループ。

ドラマ内で、元子が何度か常連客からプライベートの誘いを受けるシーンからも悪女テクが伺えます。

お店にいる時は最高の笑顔、最大のおもてなしで振る舞うのですが、プライベートの誘いや、もちろん枕営業も一切受けないのが元子。

「誰にでもそうやって誘っているんじゃないですか？」、「週末は実家に帰る予定があって・・」といった、相手が傷つかない程度にやんわりと断る言い回しがさずがプロの銀座のママ！逃げパターンのセリフのレパートリーがとにかく豊富なんです。

どこか期待してしまうような断り方に、男たちは「次こそはいけるかも？」と希望をもってしまうのですね。こうやってちょっとでも可能性を感じて、男性はまたお店に足を運んでしまう。

あとちょっとで手に入るそうなんだけど、実は絶対に手に入らない。これが、原口元子のやり方。まさに駆け引きの天才です。

いかがだったでしょう？これが「黒革の手帖」で見せる原口元子の、真の極悪女のテクニックなのです！悪女とはいえ、ここまで徹底されていると、むしろ騙された方も騙されたことにすら気がつかないかもしれませんね。

ドラマ「黒革の手帖」は現在も放送中ですので、エスカレートしていく原口元子の悪女っぷりがもっと観たいという方は次回からでもぜひ観てみてはどうでしょう？

黒革の手帖
2017年夏ドラマ（7月〜9月放送）
テレビ朝日・毎週木曜よる9時放送