藤元健太郎。コンサルティング会社D4DRの創業者であり、現在も社長を務める。
社名である「D4DR 」とは、ドーパミンD4受容体タンパク質のこと。人間の好奇心を司る遺伝子と言われている。一社でも多く、イノベーティブな企業を増やすお手伝いをする・・・藤元はD4DRという社名に込めた思いをそう語った。
社名である「D4DR 」とは、ドーパミンD4受容体タンパク質のこと。人間の好奇心を司る遺伝子と言われている。一社でも多く、イノベーティブな企業を増やすお手伝いをする・・・藤元はD4DRという社名に込めた思いをそう語った。
リスクを恐れず、世間の風当たりにもひるまず、信念をもって前に進む男たち。同時に、ストイックなだけでなく、人生を楽しみ 快活に笑い、欲望や野心を隠さないが爽やかさを失わないイイ男たち。彼らをロレンスMENと呼び、不定期に紹介していく。
創業15年。苦労をしたという記憶がない(藤元)
「一番大変だったことですか?」藤元は首を傾げた。
あまり苦労したという覚えがないと彼は言う。「あえて言えば、リーマンショックの時はさすがにこりゃ大変だとは思いましたが」とは言ったものの、それも「月並みですね」と笑った。
D4DRは創業2002年。つまり今年は15年目になる。それなりに苦労もあったと思うのだが。
何かないですか?と食い下がってみると、ようやく藤元は”思いついた”という表情(かお)をしてこう言った。「育てたメンバー達が、卒業して独り立ちしていくときは確かに辛かったですね。もちろん喜ばしいことで、嬉しくもあるんだけど、優秀な人材に抜けられるのはやはり寂しいし痛い」
ストレス解消は食べること
D4DRのオフィスは麻布十番と赤羽橋の間にある。
最近、麻布十番の佐賀牛のテイクアウトの店にはまっているそうで、A5ランクのお肉のすき焼きをゲットした帰りにコンビニで白米を買って、特製牛丼を作るのが楽しみだとのこと。
「美味しいものを食べるとストレス発散になりますよ」藤元はそう言って笑った。