デビュー当時は、ハイワゴンの全盛期だっただけに理解されずらかった悲運の名車だったんですって…。実は、立体駐車場に難なく入れれるちょうどいい大きさにポップでカラフルなバリエーション、女性が食いつくプレミアムな軽自動車です。 他にも良いところ、実はあるんですよ?

こちらの連載では、すべてのスバル車ユーザー&ファンが楽しめる、1冊まるごとスバル本ボクサーエンジンを搭載する人気モデルの最新情報誌SUBARU BOXER BROS.vol05より、“スバリスト”と呼ばれるスバル車ファン必見、ヨダレものの充実のコンテンツとその魅力を紹介していきます!(あぁこ@ロレンス編集部)

スバルR2(2003〜2010年)

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スバルのデザインアイデンティティを具現化したスプレッドウイングスグリルを採用し、スタイリングも女性好みのキュートなデザインだ。だが、プレオよりキャビンは狭く、斜め後方の視界もあまりよくない。

そこでマイナーチェンジの機会をとらえてサイドウインドーのガラス面積を増やした。また、アクの強かったフロントマスクも台形グリルに変えられている。

エンジンは上級車と同じ快適な直列4気筒だ。SOHC2バルブをボトムに、DOHC4バルブスーパーチャージャーの3機種を用意している。トランスミッションは、インパネシフトのCVTが主役だ。

マニュアルシフト付き7速CVTを組み合わせたスーパーチャージャー仕様は、走りの実力も飛び抜けて高い。エンジン以上に素晴らしかったのがサスペンションである。

コストをかけた4輪ストラットのサスペンションは廉価モデルからしなやかな走りを見せつけ、乗り心地もよかった。ハンドリングも軽快だ。運転が楽しい。

だが、広さにこだわるユーザーの共感が得られず、販売は伸び悩んだ。今になるとR2のよさがよく分かる。(TEXT:片岡英明)

問題です!このR2のカラーの中でピュアホワイトはどれでしょう? 難易度高め。(笑)