スズキファン待望の新型GSX-R1000が発表されましたが、早くどんなモデルなのか乗ってみたいですね。新型のニューフィーチャーのひとつに、可変バルブタイミング機構=SR-VVT(Suzuki Racing Variable Valve Timing)がありますが、ここに紹介する動画を見れば、その作動の様子がわずか19秒でわかります。

2017年型スズキGSX-R1000。MotoGPで培った技術がふんだんに持ち込まれた意欲作です。

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シンプルな構造のSR-VVT

カムシャフト・スプロケット部の透視図。カムスプロケット内の12個のボールが遠心力で外側に移動することで、バルブタイミングが変化します。

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このボールを使ったメカニズムは、ゴーカートのクラッチなどでも使われてますね。

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高度なコトを、シンプルな技術で実現

SR-VVTがユニークなのは、可変バルブタイミングというエンジニアリング的に高度なことを、昔からあったシンプルな遠心機構で実現していることです。ほかのメーカーも可変バルブタイミングのエンジンはいろいろ作っていますが、これほど簡素な作りはありません。またSR-VVT用のカムシャフトであれば、アフターマーケットのカムも作りやすいと思われます。

こちらはSR-VVTの構成パーツ。わずかな部品で、可変バルブタイミング機構が構成されていることがわかります。

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こちらはSR-VVTの構成図。カムスプロケット内の溝のなかを、遠心力によりボールが移動します。

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こちらの動画は、シンプルなSR-VVTのメカニズムを、シンプルに19秒で伝える内容です。ぜひご覧になってください。

2017 Suzuki GSX-R1000 Variable Valve Timing (SR-VVT) System Detail

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