この連載では、モーターマガジン社出版「月刊オートバイ【別冊付録】不朽の日本車102年史」より、日本を作り上げた歴史のオートバイを振り返っていきます。
日本の歴史1909年産声をあげた日本最初のオートバイ、島津NS号から2011年モデルまでじゃんじゃん紹介していくので、「そういえばこんなバイクあったなぁ」と懐かしい気持ちになってもらえたり、「昔はこんなオートバイがあったんだ!」とあらたな発見をしてもらって、お楽しみいただければと思います。(akiko koda@ロレンス編集部)

GT125をベースに高速道路も走れる気軽なロードマシンとして登場したのが、「SUZUKI GT185」
セル・キック併用だったため、当時女性にも人気なバイクでした。

SUZUKI GT185(1977年)

●空冷2スト・ピストンバルブ並列2気筒
●184cc
●21PS/7300rpm
●2.1kg-m/6500rpm
●126kg
●2.75-18・3.00-18
●23万円
©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史

「高速道路を走れる新排気量」をウリに74年にデビュー。当時の2スト車には珍しいセルを装備していた。その77年型は灯火類の形状を変更。(©オートバイ別冊付録 不朽の日本車102年史)