こちらの連載では、MAZDAロードスターユーザーやファンには嬉しい身近なショップやイベント情報をお届けする「ROADSTER BROS.(ロードスター ブロス)」Vol.10より、世界に名だたるライトウェイトスポーツとして進化し続けるロードスターの魅力と、ロードスターファンの手によって開催された心躍るイベント情報をご紹介していきます!(あぁこ@ロレンス編集部)

『ロードスター・パーティレースⅢ』 は、ピュアスポーツが好きという共通マインドのもと、マナー重視の競い合いなので、レース初心者でも安心して参加できる人気のレースです。北日本、東日本、西日本の各地域でシリーズ戦を開催するので、遠征を強いられることなく、一番近いサーキットでレースに参加することができます。まさに『純粋にロードスターレースを楽しみたい』という、大人たちのためのレースですよね ♥︎ 新たにロードスターNDを迎えた今季のレースも目が離せません!

各シリーズで実力者たちは 連勝街道 まっしぐら!

NB時代の2002年に開幕したロードスター・パーティレース。一時はシリーズ消滅のピンチを迎えた が、主催者とスポンサー、そして参加者たちがチームワークを発揮して乗り越え、今年から「パーティレースIII」に発展したのは喜ばしい。もちろん新型のNDが登場したこともニュースだが、今シーズンはSUGO/筑波/岡山国際という3つのサーキットで、それぞれ北日本/東日本/西日本という地区別シリーズ戦が開催されるようになった。

そして12月には岡山で「日本一決定戦」の開催も決定。各地区のNDシリーズ戦も、ここを目指してヒートアップすることは必至だろう。シリーズ別に見ていくと、まず北日本と東日本は新型NDに加えて、 従来のNC/NBのシリーズ戦も開催。一方、岡山の西日本シリーズはNDのみの開催となっている。台数的にはやはりホームコース筑波の東日本が圧倒的に多いが、北と西でも熱いバトルが展開されている。ちなみに岡山では数としてはまだ少ないながらも、ほとんどのエントラントが関西から中四国地方からの参加となっている。

一方でSUGOのNDシリーズは現状は遠征組で占められているが、NCシリーズには宮城や秋田から参戦する人が登場。 今後も各地区の地元からのエントリ ーを増やしていくことが、発展には欠かせない課題だろう。各地区シリーズとも年間4戦のうち、本誌締め切りの時点では半分の2戦を終えて折り返したところがほとんど。NDシリーズは北日本が鎌倉裕貴、東日本が梅田剛、西日本が本多永一の各選手が2連勝を達成。 寺田陽次郎さんが指導するテラモスのふたりと、昨年のMFCTチャン ピオンが、日本一決定戦へ向けて順調に勝利を重ねている。

なんと、 NDの女性ドライバー も表彰台に!男女問わずロードスタースポーツをみなさん楽しんでいますね。

5月15日の北日本NDシリーズ第2戦で3位に北平絵奈美選手が入賞。NDでは初めて女性が表彰台に。

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