2サイクルの専門メーカーだったスズキは、1976年に空冷DOHC2バルブ並列2気筒のGS400と、同4気筒のGS750を発売。その性能をレースで実証し成功を収めたGSシリーズの軌跡を辿っていきたいと思います。
GS1000S 1979
GS1000は、ヨシムラのチューンにより1978年の鈴鹿8耐久で優勝したほか、AMAスーパーバイクでも活躍。そこで誕生したのが、レプリカ的なモデルのGS1000Sだ。ビキニカウルを装備したのに加え、車体をリファイン。後にウエス・クーリーレプリカと呼ばれるようになった。
軽さを重視したスズキ初のリッタースポーツのカウル付き仕様。スズキワークスカラーの白・水色ツートンが人気を博したモデル。