オジサン世代は「クルマは、(車高が)低くて、馬力があって、サスペンションは硬めで…」とブツブツ言いますが、生まれたときからミニバンにお世話になってきた若者にとって、「(車高は)高ければ高いほどいいし、エンジンの馬力はそこそこで、同乗者から文句のでない乗り心地」こそマスト。いまや圧倒的多数派です。
そんなヤングファミリーにとって、ちょっと頑張れば手が届く5ナンバー・ミニバンは、一番気になる存在。トヨタのヴォクシー/ノア(兄弟車なので1台にカウント)、日産のセレナ、ホンダのステップワゴンが三強です(と言うか、国産車ではこの中から選ぶしかないわけですが…)。販売シェアでも熾烈な競争を繰り広げていますが、現在のところ、ヴォクシー/ノアがアタマひとつリード。その差をさらに広げるべく、7月6日に特別仕様車がそれぞれ投入されました。
ヴォクシーの特別仕様車 ZS“煌Ⅱ”は定番となった“煌(きらめき)”シリーズの第二弾。高輝度シルバー塗装のフロントグリルモールの採用や、ピアノブラック塗装のセンタークラスターパネルなど特別感たっぷりです。一方、ノアの特別仕様車 Si“W×B” (ダブルバイビー)は、フロントフードモールやフロントバンパーロアモールにスモークメッキ加飾を施してスタイリッシュな印象を際立たせていて、ちょっとアダルトな雰囲気ですね。
そのほかお得な装備も満載。どうせ買うなら、この2台が狙い目なのかも知れません。