1985年から2007年までの伝説的企画、特集を一冊に凝縮。この連載では、モーターマガジン社全面協力の元、同社出版誌である【名車の記憶】ホンダスポーツクロニクルより、ホンダの名車の歴史を振り返り、紹介をしていきます!(あぁこ@ロレンス編集部)

『オールタイプRの詳解』より最後の紹介は2007年3月から登場した、見た目は大柄ですが軽量ボディのシビックTYPE-R(FD2型)です。丸っとしたボディラインにTYPE-Rの印はどこへ行っても目をひくものがあります。

今回は、FFタイプR史上最強スペックを誇り公道を走るN1マシンといわれた、シビックTYPE-R(FD2型)のご紹介です。

街中を快適に走ってくれる シビックTYPE-R(FD2型)

小径楕円本革巻きステアリング右に赤いスターターボタン、インパネ中央に収まる大径のタコメーター、アルミ球状のシフトノブ、メタル製のペダルなど、すべては確実なドライビングコントロールのためにあつらえられた。

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ドライバーをその気にさせてくれる握りやすいシフトノブに、見やすいスピードメーター。赤い内装は走りをより楽しませてくれるカラーです。

225ps/8000rpm、 21.9kgm/6100rpmというパワースペックは、2ℓ量産自然吸気エンジン世界最高水準の出力だ。

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高めの回転数が得意とする究極のK20Aエンジン搭載、突き抜ける快感に歓喜した方も多かったのではないでしょうか。日常での使い勝手を確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さも魅力のひとつですね ♥︎