国内で2月から発売されて、飛ぶように売れているのがホンダの新型アフリカツインこと、CRF1000Lです。旅の快適性を追求するあまり、大きく重くなった観のある近年のアドベンチャーモデルたちとは一線を画すオフロードでの走行性能が、オフロードファンたちの注目を集めています。

ホンダのパリダカール黄金時代を象徴するカラーリング。

かつてのXRVアフリカツインの元ネタとなったのは、1986〜1989年にパリダカールラリーで大活躍したホンダのファクトリーバイク、NXR750です。打倒BMWフラットツイン、で製作された水冷VツインのNXR750は見事2輪部門4連覇の偉業を達成しました。

NXR750のカラーリングといえば、青が水色っぽいトリコロール・・・アパレルブランドの「エル・チャロ」のスポンサードを受けていた時期、そして1980年代のホンダレーシングマシンでおなじみのタバコブランド「ロスマンズ」のスポンサーカラーが、NXR750の強さをともに印象に残っています。

この水色トリコロール?は、「エル・チャロ」のほか「リー・クーパー」のスポンサード版もありました。ただ「花」のグラフィックでエル・チャロ版のほうが印象深いんですよね(※個人の感想です?)。

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NXR750といえばこの色!という人も多いでしょう。4連覇最後の1989年はロスマンズカラーでしたね。

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トリコロールとロスマンズ・・・どっちのNXR750が好きかは、人ぞれぞれでしょう。ただ、トリコロールのグラフィックはメーカー純正でも登場が期待できますが、ロスマンズ版は純正では絶対無理ですね・・・。子供が接することの多いプラモやミニカーなどはもちろん、大人しか基本乗らないクルマやモーターサイクルに、タバコ会社のパッケージカラーやロゴを入れるなんてことは、健康志向の強い今の世の中では許されるものではありませんから・・・。

スイスはその辺、問題ないのでしょうね・・・?

そしたらなんと、ロスマンズカラーのCRF1000Lを紹介する・・・YouTube動画があるじゃないですか!! 誰かが個人的にカスタムペイントしたのかな・・・と思いましたが、そうではなさそうです。

動画のワンシーン。う〜ん、白と青のグラフィックが、精悍な印象をCRF1000Lに与えます。

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よくよく調べてみると、これはスイスの販売店、ハラー・モトスが独自に用意したスペシャルグラフィック版のようです。ロスマンズカラーモデルのMT車の価格は 1万5,700スイスフラン(約177万6,117円)、DCT車は1万6,980スイスフラン(約192万0,922円)とのことです。

もちろん? リムはちゃんとゴールド仕上げです。これで貴方も、気分はジル・ラレイ!?

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フロントマスクは、こんなカンジの仕上がりです。CRF1000Lが、NXR750っぽく見えてくる?

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なお、水色トリコロール版もハラー・モトスで販売されています。デザインを担当したのは、ラバーダストとのこと。

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スイスはこのように、思いっきりタバコブランドのグラフィックで販売してもOKなんでしょうかね? その辺疎くてわからないのですが、今度スイス人かドイツ人の知り合いに聞いておきます(←いかにもな口約束風?)。日本のプラモですと、タバコグラフィックのデカールキットが、サードパーティー製で用意されていたりしますけど・・・。

動画はショート版とロング版があり、ロング版は歴代NXR750がパリダカールで活躍するシーンがいっぱい収録されているので、ファンの方にはオススメです!

Honda Africa Twin CRF 1000 L Rothmans

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