先日、ふとオシャレを自分に加えたいと思い立ち寄った代官山TSUTAYAで目にとまった雑誌

床屋の専門書が出てるなんて新鮮です

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Barberとは?

A barber (from the Latin barba, "beard") is a person whose occupation is mainly to cut, dress, groom, style and shave men's and boys' hair. A barber's place of work is known as a "barber shop" or a "barber's". Barber shops are also places of social interaction and public discourse.

”ラテン語でヒゲを意味する「バルバ」が語源。主に、男性、男の子の髪やヒゲを切ったり整えたりする専門家。仕事場はBarber ShopもしくはBarber'sと呼ばれる。Barber Shopは社交場として、公共の意見の交換場所としての機能も持ち合わせている。” (Wikipediaより)

確かに海外の映画だと床屋で「あーだ」「こーだ」討論してるシーンはあるし、男たちの社交場として出てくる。

床屋を舞台にした映画もある 邦題「バーバーショップ」

en.wikipedia.org

なぜいま、バーバーがホットに?

まずは下の2つ記事を読んでみてください。

どうやら、バーバーの男臭さが現代の男性の心地よい居場所になり、社交場にもなっている模様。
流行りや芸能の話をするのではなく、政治や社会、大人の遊びなど、男の会話をするようです。
そして同じ様に身嗜みに気をつける大人たちがおしゃれの情報交換をする場所でもあるとか。

ヒゲを剃るのも精神鍛錬

筆者も実は7年ほど前からヒゲを剃るのはストレートタイプ(西洋カミソリ)で行っている。
理由はかっこいいし、良い気分転換になるから。

きっかけは、当時イタリアで居候していた家のおじいちゃんがストレートタイプのカミソリでヒゲを剃っていたのを見てから。クリームの泡をたてる、顎にクリームを塗る、鏡を見ながらブレードを当ててヒゲを剃る。という行程の一つ一つがかっこよく見えたのである。

筆者愛用のカミソリと交換用の歯 海外から取り寄せても5000円もしないはず。

西洋カミソリ、バーバーでも使われていますが、よく切れます。
「切れてな〜い」なんて宣伝の真逆で、まさに「切れちゃま〜す」です。

マフィア映画でバーバーで首をバサッと切られて殺されるシーンがよくありますが、やろうと思えばあれ以上にざっくり切れます。

このよく切れるからこそ必要な緊張感と集中力が普段の生活にアクセントを加えます。
朝急いで出来るものではありません。しっかりと時間をかけるのが粋なんです。

肌を切ってしまうと痛いのはもちろん、かなりかっこ悪いです。だからこそヒゲを剃るという男の身嗜みにも真剣さが出てきます。そしてこの集中が良い精神の鍛錬にもなります。

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両手を使って両側を剃るのですが、利き手でない手で鋭利なカミソリを自分の肌(特に首回り)に当てるとかなりのぞっとする思いと緊張感です。利き手でない手を使う集中力も新鮮です。

短い髪の流行が追い風に

バーバーブーム、髪型も影響している様です。

70年代から始まるユニセックスな髪型の流行りがどうやら、男は短髪に戻っている様です。

「最近では、多くの男性が髪を短くしている。おしゃれな人も、あごひげは伸ばしていても髪はとても短い。つまり、短い髪型への回帰が起こっているのだ。この短い髪型は、理髪店が常に得意としてきたものだ」

更に、ニューヨーク男たちの「理髪店とコーヒー」という組み合わせ

そしてニューヨークのみならずバーバーブームは世界で起こっているようです

男の身嗜み、大人の社交場

Lawrence読者の皆様はバイクも車も好きだろうから、自然と男同士で集まる機会も、場所もあると思います。昔からバイク、車乗りはタバコと缶コーヒーがあればどこでも集まれますしね。

理髪なんて月に1回、なんならバリカンで。なんてのが筆者のスタイルでもありましたが、月に1回ならあえてバーバーでちょっと男らしさを磨く、てのもありかなと思い始めてます。

バーバーでもバイク、車好きは多そうですし、実際に紹介した記事に出てくるバーバーにもバイクを飾っている(停めている)ところもあります。

男臭くある必要はないと思いますが、ちょっと大人になった自分の身嗜みの確認も兼ねてバーバーに行くっていうのもアリですね。

ヨーロッパでナンバー1のバーバーと評されるオランダの「Schorem」の皆さん

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