F40、F50、エンツォフェラーリに続き、2013年にジュネーブ・モーターショーで発表された4代目スペチアーレ、 LaFerrari 。
La=英語でいうThe。すなわち、The Ferrariですね。なんとも思い切ったネーミングです。発表前には「F150」と呼ばれていました。
フェラーリ初のハイブリッドカー
ラフェラーリには、フェラーリ初のハイブリッドシステム 「HY-KERS」 が搭載されています。6262ccのV12 DOHC単体で800馬力、HY-KERSからの163馬力が加わり、全体では 963馬力 という圧倒的なパワーを誇ります。テストコースでの走行はエンツォフェラーリよりも5秒ほど早かったそう。
フェラーリ・デザインによるスタイリング
フェラーリのデザインといえば、イタリアのデザイン企業であるピニンファリーナの名が浮かぶ方が多いと思いますが、ラフェラーリに関しては、自社デザインチームのフェラーリ・デザインが手がけています。Laという女性名詞につく冠詞の通り、どことなく女性的な美しさをもつスタイリングですが、 「アクティブ・エアロダイナミクス」 という、前後ディフューザーやアンダーパネル、スポイラーが走行に応じてその形状を変化させるという、攻撃的な空力装備を兼ね備えています。
そんなエアロダイナミクスが動く様子をぜひごらん下さい。まるでジェット機のようですね。
F40から始まる、ラフェラーリのオフィシャルビデオ。とにかくかっこいい。
そして、2013年のラフェラーリ…は、ぜひ動画をご覧下さい。
世界で499台生産されたラフェラーリ。オーダーが殺到し、今の価格は2億近くまで上がっているでしょう。F40も、F50も、エンツォフェラーリも、ラフェラーリも、どれも素晴らしいけれど、私はF50が一番好きです。皆さんはどのスペチアーレがお好きですか?