世界中に多くのファンを持つイタリアのスクーター、ベスパ。
どんなシチュエーションでもなんだか絵になるかわいいベスパたちの魅力がつまった本が、代官山蔦屋にいくつも販売されているらしい…ということで、チェック!!!
Vespa Life やっぱりベスパが好き!
7章から成るこちらの本は、ベスパの歴史や、そこから見出すアイデンティティの解説からはじまり、1960年代のベスパアートワークや映画内で登場したベスパの紹介、現代のミラノ・フィレンツェでのベスパストリートフォトなどなど、ベスパ愛好家はもちろん、アート・カルチャーに関心がある方にも読んでいただきたい一冊。
Vespa - The Story of a Cult Classic in Pictures ベスパ、写真で知るカルト・クラシック物語
物語はメッカ-ポンテデーラの工場跡、ピアジオミュージアムを訪ねるところから始まります。経営者E・ピアジオの先見の明とC・ダスカニオの合理的デザインの称賛も束の間、そこからは現在を生息するVespaオンパレード。ローマウントランプ最古のシリーズV98、ハンドルバー高さにランプが移動現代的になったVNB&VBB、スポーツモデルGSとGLに始まる現代へのモデルライン。小さくて偉大な小排気量モデルに、その他海外生産モデルやサイドカーなど。Vespa乗りの生態例写真含め、タイプごとの車両に寄り添い、'どのVespaにしようか?'品定めするかのように個性をじっくり味わえる。著者20年ぶり渾身の一作です。
この一冊を読めば、あなたにぴったりのベスパと出会えるきっかけになるかもしれません。もちろん、眺めるだけでも楽しいので、ずっと手元に残しておきたい一冊。
Vespa mi' amore ベスパ、私の恋人
スクーターの始まりとして70年前に生まれたベスパの魅力を、詳細な資料化という正攻法でとことん突き詰めて見せる、情報量随一のベスパ資料集!ただしドイツ語なのでわたしは読めません…残念…
しかしながら、写真も豊富なので、ぜひ一度目を通してみたい一冊です!
Piaggio Ape - Die fleissige Schwester der Vespa ピアジオアペ、Vespaの勤勉な妹
さいごは少し番外編を。ベスパ設計者であるC・ダスカニオのアイディアで生まれた荷台付き小型商用3輪車、ピアジオApe(アペ)の写真資料集です!
Vespaに台車を引かせた経験から車体そのものを3輪化、Vespaの顔と広い荷台を備えたユニークな車両が誕生。最初期の125ccアペAから排気量と装備の拡張を続け、ドア付きのクローズドボディを持ったアペC以降、パネルバンやけん引装置付きトレーラータイプなど、より本格的な商用車に発展。やがて貨物乗用車が普及する頃には役割を終え、よりパーソナルな50ccクラスへと主力を移します。本書は世界各地で生息する様々なアペの姿を捉えた、珍しい一冊。健気な姿も愛らしく、活用に夢広がる楽しい一冊です。
かわいいぞ!アペ!!!なかなかお目にかかれないこちらの一冊、ぜひお手に取ってみては?
ベスパ、やっぱりかわいい。
こんな情報を収集していたら、わたしも欲しくなってきちゃいました、ベスパ!
気負わずふらーっと乗れて、主張しすぎないのに美しいスクーター。知れば知るほどその魅力にハマりそうです。というより、まず代官山蔦屋いきたい。ひとりで。