オリジナルの雰囲気・スタイルを生かしながら、性能アップを目指し、ZIIのカスタム企画がスタート。厚木の有名バイクショップ BrightLogicの協力のもと、今回は足回りを中心とした性能と安全性の向上を目指す。
続々と到着するパーツたち(可愛い)
さて。前回ご報告したように、今回のカスタム内容は、ざっくり
・キャストホイール化
・フロントブレーキのシングル→ダブルディスク化
・バックステップ
となる。
BrightLogicにまず届いたのはキャストホイール、タイヤ、ブレーキキャリパーセット
。知らない人のために簡単に説明すると、ホイールには昔ながらの(自転車と同じ)ワイヤーによるスポークホイールと、キャストホイールがある。
スポークホイールには、クラシカルで繊細な美しさはあるが、キャストホイールに比べて重いのと、チューブレスタイヤを選べないという欠点がある。(昔のタイヤはチューブタイヤが多くて、パンクすると一瞬でぺたんこになってしまうが、チューブレスタイヤは何か刺さってもいきなりパンクしたりしないので安心なのだ)。ちなみにキャストとは、ダイキャスト=鋳型で作ったホイール、という意味だ。
今回選んだのはハヤシキャスト。Z系カスタムでは昔からある定番で、19-18インチの組み合わせを選ぶとなると、ほぼこのブランドしかないという消極的な選択ではあるが、見た目も性能も十分な逸品である。
このホイールにはラジアルタイヤが選べず、バイアスタイヤ(ラジアルとバイアスの違いについては、ここをクリック)を履くしかない。今回はこれまた定番の、ブリヂストンのチューブレスタイヤ BT-45Vを選んだ。
(パーツについては、企画の最後に全部まとめて紹介する)
ブレーキはフロントをダブルディスクにするので、AP RacingのCP2926を採用。