1984年にカワサキから誕生した、初代ニンジャ「GPZ900R」。むしろニンジャといえばGPZ900Rと言えるかもしれませんね。カワサキ北米販売部門のアメリカ人が「Oh、まるでNinjaだ!」と発言したことから、そのまま「Ninja」と命名され、その後映画「トップガン」で主演のトム・クルーズが乗り回したことで世界中にその名が広まりました。

熱狂的人気を生み出した「Ninja」

1984年のA1モデルから始まり、2003年の最終A16モデル(正規代理店販売の商品のみ「Final Edition」のエンブレムあり)まで、通算19年間のモデルにはそれぞれ熱狂的なファンがついています。

GPZ900R A6

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GPz900R Final Edition

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そんなGPZ900Rの良いところを教えてください!という質問への愛のある回答。

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さて、GPZ900Rの良いところはどんなところなのか?愛のある回答を見つけました。

忍者の良い所?そんなの「Ninja」であること以外に無い。 設計も30年以上前だし、フレームも弱いし、ハンドルも遠い。手が短い、胴が短いとハンドルが遠いので乗るのが苦しい。そのくせステップは前過ぎる。低速トルクはないし、数十万かけて改造してもZZR1100より遅い。ハンドルは切れこむし、重心は高いし。でもそれを乗り超えたらもう手放せませんね。考えてみたら新車で買って15年目か。

うーん大変そう!でも、GPZ900Rへの愛が伝わってきますね。ちゃんと良いところも答えてくださっています。

強いて良いところを言うなら空気抵抗が少ない、と言うか空気抵抗を考えて初めて作ったカウルなので高速走行での風当たりは小さい。今のカワサキ大型と同程度なので時代物の割には先進的。あとフレームがバックボーンなので車体がスリム。なので今の4発車とシート高は同程度でも幅が狭いので足つきがいい。このことはあんまり雑誌には書いてないけどね。逆に言ったらそのためフレームが弱いとも言えるけど。


手がかかるけど好きで好きでしょうがない、そんなバイクをお持ちの方も多いはず。ロレンス編集部のトーマスも「金があったら買っちゃう」そうです!