Kawasaki Ninja GPZ900R

画像: GPZ900R Ninja A1 初期型 ja.wikipedia.org

GPZ900R Ninja A1 初期型

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ニンジャ、といえばこれ。
最新型のNinja H2ももちろん気になるけど、このニンジャにしびれちゃった青少年は多いはず。今のリターンライダーさんの間でも人気なのではないでしょうか??

上の写真のニンジャはアンダーカウルも付いていますが、たいていのニンジャ乗りはこれを外しちゃっている人が多かったかな。

画像: ©東本昌平先生の「キリン」でもおなじみ。 hs-tamtam.co.jp

©東本昌平先生の「キリン」でもおなじみ。

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画像: ©楠みちはる先生の「あいつとララバイ」のスターダストブラザースでも有名 www.amazon.co.jp

©楠みちはる先生の「あいつとララバイ」のスターダストブラザースでも有名

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画像: Topgun youtu.be

Topgun

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GPZ900Rの登場以前、1983年当時のカワサキのスポーツバイクの最上位機種であったGPz1100(ZX1100A)は、Z-1以来の伝統を持つ空冷4気筒エンジンを採用していたが、これ以上の性能向上は望めず、重量が大きすぎるため運動性を損なっていた。

小型で高出力なエンジンとコンパクトな車体を組み合わせることによって、GPz1100以上の動力性能とワンクラス下の俊敏さを併せ持ったロードスポーツを実現すべく、GPZ900Rが開発された。エンジンは全く新しく設計された水冷第1世代で、908ccの排気量で115psを発揮し、1984年当時としては一流の性能だった。また、それを支える車体はラバーマウントを持たずにリジッド締結としたハイテンションスチール(高張力鋼)製で、ダウンチューブを廃止した代わりにエンジンそのものをストレスメンバーとして使用するダイヤモンドフレームを採用し、低重心化に貢献していた。また、空気抵抗を抑えるフルフェアリングと16インチフロントホイールの採用も当時は目新しい点だったと言える。

結果としてGPZ900Rの最高速度は250km/hをマークし、GPz1100よりも馬力では若干劣りながらも、最高速度・加速・コーナリングなどすべての面でGPz1100を上回る性能を持つ軽快なスポーツ車が誕生した。

いまや同じニンジャの名前を受け継ぐ Ninja H2がリッター200馬力を実現していて、さすがに30年経ってしまうと性能面では色褪せますが、それでもこのスタイリングと赤と黒をベースにしたデザインは、カクカクしていて、曲線美のZ1/Z2とも違うし、同じ四角でも角Z系(FXとか)とも違う、キレッキレのエッジが未来的でほんと刺激的でしたね。

比較的リーズナブルな中古市場・・

一流・中古バイク販売サイトのGooBikeさんで調べてみると、GPZ900Rの出玉は程度にもよりますが、40-50万円から高くても150-160万円あたりで推移しているみたいですね。

次に転売することを考えなければ、100万円以下で購入したうえで、整備に20万くらい回す、というのがいいかもです。

Zは空冷!と決めているトーマスですが、カワサキの水冷高性能エンジン時代の幕を開けたこのバイクには、喉から手が出るどころか、肘あたりまで出そうです。

でも、新車で現時点で世界最速のNinja H2が乗り出しで総額300万円くらい。旧車はメンテになんだかんだとお金かかりますからねえ。意外に値差はなくなるかもしれません。

今買えば、H2は数年は世界最速の座を守りそう。2010年代の名車中の名車になることは請け合いです。

今のニンジャを買うか、ニンジャの始祖を買うか。

画像: 2015年7月10日発売 lrnc.cc

2015年7月10日発売

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あなたならどうしますか??

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