みなさんは最古のモーターサイクルというと、何も思い浮かべますか? 多くの人は、1885年のダイムラー1号車(ガソリン内燃機関)をイメージするのではないでしょうか? そんなこと考えたこともないよ!という方も多いかと思いますが、世の中の歴史家の間では、最古のモーターサイクルは何か?という話題で、喧々諤々しているのです(*個人の感想ですが、少し大げさに表現してみました?)。

「その座」をめぐる論争における、ダイムラー1号車のライバルは2台。そして2台ともガソリン内燃機関ではなく、汽車ポッポでおなじみの外燃(蒸気)機関なのです。そのひとつはミショー・ペロー・スチーム・ベロシペード、そしてもうひとつはローパー・スチーム・ベロシペードで、ともに1867年に生まれています(諸説あり)。

シルベスター・H.ローパーの蒸気ベロシペード。こちらは1869年のモデルです。

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水を入れて・・・石炭をくべて・・・火を着ける・・・。

起源やら定義など・・・論争の中身を紹介するのはスペースの都合かつ面倒なので割愛します(笑)。みなさんもそんなことより、一体どのようにして蒸気機関のモーターサイクルが走るのか?に興味が有ると思いますので・・・。ローパー・スチーム・ベロシペードの仕組みがよく分かるyoutube動画がありましたので、10分ちょっととチョイ長めですがぜひご覧になってください。

汽車ポッポみたいな蒸気機関ですから、当然蒸気の元になる「水」が必要です。

燃料は石炭です。ボイラーの蓋を開けて補充します。

メラメラと石炭が燃えています。「石焼きイモ売りの軽トラ」を思い出したのは私だけでしょうか?

エントツから煙がモクモク・・・。

後輪は汽車のように、連結棒で駆動されます。

準備完了、出発進行! ポッポー!!

蒸気モクモクで走るローパー・スチーム・ベロシペード。

鉄道模型の世界ではライブスチームが根強い人気を誇っています。汽車がシュッポシュッポ走る様を見てコーフンするマニアも多いです。つまり・・・世の中には案外蒸気機関ファンが多い・・・ということは、モーターサイクルの世界でも蒸気機関がウケる可能性は高いです(←論理の飛躍)。電気モーターサイクル・スクーターもいいですが、どこかのベンチャー起業さん、蒸気機関2輪車・・・あると思います!(古すぎて元ネタ思い出せない?)

"Pete's Garage" - "1896 Steam Motorcycle"

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