この8年間、本場アメリカのプロ・レースシーンを文字通り牽引してきたインディアンFTR750の "退役" まで、今期AFTシリーズも残すところあと3戦。8月31日〜9月1日のレイバーデイ・ウィークエンドには、伝統のイリノイ州スプリングフィールド・マイルが2日間のダブルヘッダー (連続2戦) で開催され、ひとつの時代がいよいよ終幕へと向かっていきますが、我が家初の本格的な "バイク遊びが日常にある夏休み" もそろそろおしまい、の予定です (しかし小1宿題の絵日記がおわっていない) 。

人数分マシン積んで旅に出る、けど乗って遊ぶだけじゃない贅沢コンテンツ

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。毎週末じぶんちの裏庭的オーバルで450ccぶっ飛ばしたり子供たち乗せたりその友達に体験させたり暴走してきたちびっ子バイクをカラダ張って止めたり (つい先日の実話です。だいぶ痛かった〜) しているため、おチビさんたちの夏休みにはもう少し特別感がないと新鮮味も失われてしまうかもだよなーと思い、この夏は普段より足を伸ばしてやや遠方のオーバルトラックへ。人数分のマシンともろもろの家財道具をクルマに詰め込んで出かけていって、フルサイズのトレーラーハウスに連泊。丸一日はいつもと違うトラックを味わって、その前後には近傍で夏らしい遊びを満喫することにしました。

青い空に広大な敷地、まるで本場のアメリ感?背景の山の姿と電柱とガードレールは完全に日本。

COVID-19禍はじまって以降、筆者は今回まで一度も訪れていなかったこちらの地域なんですが、だいたい5年ぶり?くらいの知人友人の皆さんと再会して飲んだり食べたり走ったり (大勢集まってくださってありがとうございます) 。あとは家族で散歩!川遊び!BBQ!花火!ご当地グルメ巡り!山登り!露天風呂!と全力でいろいろ堪能する数日を過ごしました。

だいたい仕上がった自分用の横型150ccを初ライドした妻 (多分7年ぶりのダートトラック走行) は "エンジンに力があって速いしなかなか良い。早くナンバープレート作ってよ" と玄人はだしのコメントののち勢い余ってハイサイドで転倒。やるよねー。マシンにばっちりマッチした?新作ウェアのコーディネートもそれなりにやる気を感じさせます??

ヤマハPW50からステップアップしてギア付き50cc練習中の小1さんは、オーバル向きに筆者が選んだ新しいハンドルバー・本場アメリカでもお馴染みのレース用タイヤ (東欧スロヴァキア産のスクーター用レーシングレイン) と初めて走る慣れない路面の相性をテスト中。"レースナンバーいつになったら貼ってくれるのー?(怒)" とのこと。あーはいはい。

電動ランバイクをついに卒業?いやお友達の初体験用に回して、35年落ちだけど納屋で立ったまま眠っていた奇跡のホボ新車・ホンダQR50を専用マシンとして手に入れた年中さんはこのところ終止ご満悦。けどやっぱりナンバープレート白いまんまはイヤらしい。やりますやりますごめんなさい。

というわけで夏休み明けの筆者の宿題・・・全車ナンバープレートづくり。レースナンバーは競技用マシンの顔ですからね。ないよりあったほうが絶対カッコイイと思います。そして字体も大事。趣味性の高すぎる凝りまくりフォントはこれまた逆にレーシーじゃない。・・・個人の感想ですけど。

連泊で走りまくりたい家族連れなどにもピッタリなのじゃないでしょうか?

今回選んだトレーラーハウス、地方移住のリサーチ用とかワーケーション的な中長期滞在も視野に、自治体が関わってこの数年の間に整備されたものだそうです。スポーツとして1日走って楽しんだあと、数百キロ先の我が家に帰る・・・オトナだけならいくつでもオプションが思いつくしどうとでもなりますが、小さいひと連れの家族単位とか小グループでのアクティビティとして考えると、終わってすぐシャワー浴びられたり食事の手配とか (出先のレストランではしゃいで騒がれるより庭先で肉焼いて花火するほうが絶対にハードル低い) を含め、今の我々にとってはかなり相性の良い宿泊先。

夏休みが明けても、全くの未経験者をこちらに家族単位でお連れしたりするチャンスは延々あるわけで、都内から1時間ちょいで完全に日帰り圏内の我が家のプライベートトラック、そして行楽・観光も絡めて数日滞在しながらのダートトラックにピッタリのこちらのエリア、毎週のようにいずれかに通う生活が、少なくともこれから数年は我が家のスタンダードになりそうな気配です。年内だけであと3回予約しちゃったもんねー。

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!