電動車による男女ペアのレース、FIM E-エクスプローラー ワールド カップの2024年シーズンは大阪で開幕しました。見事その大阪大会でデビューウィンを飾ったHRC(ホンダ レーシング)ですが、5月3日〜4日にノルウェーのオスロで開催された第2戦では、どのようなリザルトを残したのでしょうか?

予選のクラッシュで、HRCの連勝に暗雲が・・・

2日間、男女が各3レース(8分+1周)の合計6レースを走って順位を決めるFIM E-エクスプローラー ワールド カップですが、フリープラクティス後の予選で女子ライダーのフランチェスカ ノチェラが2連ジャンプでクラッシュを喫するアクシデントに見舞われました・・・。3医療チームの診察の後、精密検査を受けるためノチェラは病院へ・・・。出場が危ぶまれたノチェラでしたが、本人の意志で午後からのレースに出場することになりました。

予選での大クラッシュで、その後の出場が危ぶまれたF.ノチェラ。イタリア出身の女性ライダーです。

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女子のレースでは、ライバルのサンドラ ゴメス(INDE レーシング/スターク フューチャー)やノチェラを相手に、ボネル レーシング(スターク フューチャー)のターニャ シュロッサーが活躍してクリーン スウィープを達成して女子カテゴリーを制覇。なお彼女のパートナーのディラン ウッドコックは男子の3ヒートすべてで3位を獲得し、この結果第2戦の総合優勝はボネル レーシングのものになりました。

男子のレースの主役となったのは、地元ノルウェーからワイルドカード出場のエバン ハイベイ(GFロジティクス/スターク フューチャー)でした。スーパークロスとエンデューロを組み合わせたようなテレノア アリーナのコースで躍動した彼は、3つのレースで1位、1位、2位を記録。そして総合では3位の座を確保することに成功しました。

地元ノルウェーのファンの声援に応え、男子部門の勝者となったE.ハイベイ。

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HRCライダーとしてホンダCR ELECTRIC PROTOを駆ったトーシャ シャレイナは、レース1、2はともに2位に甘んじましたが、レース3ではスタートからゴールまで首位を守り抜き勝利。男子部門の主役となったハイベイに一矢を報いました。

ノルウェーでの第2戦の前に、ポルトガルで行われたW2RCイベントに優勝しているT.シャレイナは、2位、2位、1位で決勝を終えました。

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次の戦いの舞台となるのは、フランスです

ノチェラは転倒のダメージをこらえ、貴重なポイントを獲得。その結果HRCは第2戦の総合2位となり、シリーズリーダーの座を守ることに成功しました。第2戦を終えてのランキングは、首位HRC(253点)、2位ボネル レーシング(236点)、3位INDEレーシング(233点)となっています。

第2戦ノルウェーの表彰台、1位がボネル レーシング(ターニャシュロッサー/ディラン ウッドコック)、2位がHRC(フランチェスカノチェラ/トーシャ シャレイナ)、そして3位がGFロジスティクス(ヴィルデ マリー ホルト/エバン ハイベイ)です。

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第3戦のフランス大会は、6月20〜22日にヴォルロール=モンターニュで開催されます。全5戦でチャンピオン争いを繰り広げる2024年シーズンのFIM E-エクスプローラー ワールド カップですが、唯一の大メーカーファクトリーチームであるHRCは、スターク フューチャー勢といえるプライベーターたちを退け、タイトルを獲得することができるのでしょうか? これからの戦いに注目しましょう!