ナンバー6は身長180cm・体重70kgのブラッド・ベイカー、ナンバー1は165cm・72.5kgのジャレッド・ミース。新旧世代の全米トッププロライダーご両名の背後に迫るナンバー93は168cm・59kgで誰もが知るロードレース界の雄マルク・マルケス。コンディションに応じてそれぞれが志向するスタイルやバックグラウンドの差は当然あれど、体格との関係も決して無視できるものではありません。

17インチレイン装着の450cc車という条件下で三者が見せたパフォーマンス

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです。本日ご紹介する動画は2015年の暮れ、スペイン・バルセロナの屋内アリーナで開催された "スーパープレシティジオ・ダートトラック" なるイベントレースに向けたアウトドアトラックでの練習走行からの一幕です。

車高をぐんと落とした450ccモトクロスマシンに17インチのレーシングレインタイヤを装着した一風変わったマシン・・・スーパーモト車両とDTX車両のハイブリッドといった様相・・・に統一された独自のレギュレーションで数年間続いたこのイベントですが、当時ダートオーバルでのトレーニングにご執心だったマルケス、ダートトラックレーシングの本場アメリカから招聘された新旧世代の AMA/GNC チャンピオンライダーであるミースとベイカー、さらにアジア圏から唯一の参加となった大森雅俊のパフォーマンスを確認することができます。

Insane footage of Marc Márquez, Jared Mees, Brad Baker practicing in Spain

youtu.be

世界が注目するシーズンオフのお楽しみであるこのレースのため、渡欧前から自国でわざわざ17インチ仕様の車両を用意してテストを繰り返し、それぞれの個人チューナーを帯同し前後サスペンションとエキゾーストシステムを持参するなど気合い十分なアメリカ勢の様子、マルケスとミースがそれぞれの車両を入れ替えて走行する貴重なシーンにもご注目ください。

レーシングライダーとしてはかなり長身の部類に入るベイカー独特の "足を畳み込む進入シークエンス" ・・・上半身がマシンの向き (進行方向に非ず) から大きく逸脱できないため旋回のかなり早い段階からフロント操舵を多用・・・であるとか、背丈はほぼ同じながら10kg以上の体重差があるマルケスとミースの後輪へのトラクションの掛け方の違いなど、見るべきポイントが無数にありますよ。

しかしこういった魅力的な動画コンテンツってダートトラック界では最近とんと見なくなりましたね。時事ネタと貴重なインサイドリポート満載だった超人気サイト "FLAT TRACK LIVE" のミリアム姐さんはなぜだかAMA運営と激しくモメてオーストラリアに移住してしまったし・・・今ならYouTuberとして結構成功したんじゃないだろうか?もったいないなぁ。

国際的イベント常連・大森雅俊のクラウドファンディング終了まで19日!

さて、そんな世界的トップアスリートたちが相見えるインターナショナル・イベントにしばしば参加し、このスーパープレスティジオ・ダートトラックでは最高ランク世界6位!幕間のパフォーマンスコンテストにあっては3年連続で圧巻の世界1位!日本と北関東が生んだ大スター "ベタ寝かしのマサ" こと大森雅俊選手が、昨年に引き続き2022シーズンもFIMフラットトラック世界選手権に挑戦するためクラウドファンディングを募っています。

開催初年度の昨年は折からのCOVID-19禍で大会規模が大幅に縮小され、シーズン不成立となったらしいこちらの選手権ですが、今年は現時点でドイツ・ハンガリー・チェコ・イタリアでの全4戦が予定されており、大森は信頼できる自身のチームを編成して挑戦するべく準備を進めているとのこと。

病禍もさることながら、今年は件のロシア・ウクライナ情勢も加わって渡欧へのハードルは高止まったままです (ロシア上空を通過する日本 ⇄ ヨーロッパ直行便って今飛んでないらしいですよ) が、飽くなき挑戦を続ける大森雅俊のクラウドファンディングは終了まで残すところ19日。彼をより戦闘力の高い状態で世界の舞台へと押し上げるため、皆様の暖かいご支援をお願いいたします!

ではまた金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!