2023年シーズンから電動バイクのロードレース選手権「FIM エネル MotoE ワールドカップ」に使われることになる、ドゥカティの「V21L」のテスト走行の動画が公開されています! その走りっぷりを、ぜひチェックしてみてください!

そのハンドルを託されているのは、アレックス・デ・アンジェリスです

MotoE初年度から使用されてきたエネルジカのエゴ・コルサに代わり、2023年シーズンから採用されることになったドゥカティV21Lの走行シーンは、昨年12月に初公開されました(ミサノワールドサーキット)。

先日、スペインのヘレスサーキットでは今シーズンのMotoE開幕前の公式テストが行われましたが、今回のV21Lのテストの場はイタリアのバレルンガ・サーキットでした。なおテストライダーに起用されているのは、元GPライダーで2019〜2020年はMotoEに参戦していたアレックス・デ・アンジェリスです。

バレルンガのコース上のV21L。昨年末のテストから、グラフィックがちょっと変わっています。

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ロベルト・カネ(ドゥカティeモビリティディレクター)
「ドゥカティMotoEプロトタイプを初めてサーキットに持ち込んで以来、このプロジェクトの開発作業は一時たりとも中断することがなかったです。チーム全員の努力は絶え間ない進歩によって報われており、私たちは大きな満足感を得ています。わずか4カ月でこのプロトタイプはイタリアの主要サーキットのコーナーに挑戦し、好評を博しています。まだやるべきことはたくさんありますが、方向性は間違いなく正しいです」

125cc、250cc、Moto2、MotoGP、そしてMotoEと、1999年からのGPキャリアで豊富な経験を積んだアレックス・デ・アンジェリスは、正式にV21L開発チームに加入しました。ドゥカティ・テストライダーのミケーレ・ピロとともに、V21の戦闘力向上に精力的に取り組んでいます。

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その開発は・・・順調に進んでいるみたいです!

これまで採用されてきたエネルジカのエゴ・コルサは、車重の重さが欠点として指摘されてきました。ドゥカティは同社のスポーツバイクの理念のひとつに「軽さ」を掲げており、V21Lも軽くすることを目標のひとつにしていますが、実際どれだけエゴ・コルサより軽量に仕上げることができるのか・・・は、注目ポイントのひとつでしょう。

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ピットで充電されるV21L。どれくらいの容量のバッテリーを搭載しているのか・・・? 気になります!

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V21Lの詳細は明らかにされていないため、現在MotoEに使用されているエネルジカのエゴ・コルサと比較してV21Lのパフォーマンスはどうなのか・・・? は、多くの人が気になるところでしょう。公開されている動画は約1分の短さですが、その走りっぷりからV21Lの性能を、想像(妄想?)してみてください!

Ducati MotoE Prototype | In Action

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