ヤマハEVの第4弾!! は、ヤマハモーター台湾で製造!
2015年8月20日発売のヤマハE-Vinoは、ヤマハの人気の原付1種(50cc)スクーター「Vino」をベースにしたヤマハ製EV第4弾です。EC-03では充電方法がプラグインでしたが、E-VinoではパッソルやEC-02で採用されていた着脱式バッテリーを、専用充電器で充電する方法に戻っています。
E-Vinoがターゲットにしたのは、都市部に生活拠点があり半径5km圏内の移動の足を求める女性層とアダルト層・・・。また、ガソリン補給を煩わしく感じる層を想定していました。満充電での走行距離は29km(30km/h定地)ですが、シート下は約10リットルの収納スペースを設け、予備バッテリーを収納することで航続距離を伸ばすことを可能としていました。
現行機種として、今もラインアップされています!
E-Vinoの特徴は、2つの選べる走行モードとブースト機能を採用する点です。走行条件に応じてモーターの駆動力を「標準」と「パワー」のどちらかに切り替えることができます。また登り坂などで登坂能力が欲しいときにを右ハンドルスイッチのボタンを押すと、ブースト機能が30秒間作動する仕組みです。
2020年には、デビューの2015年以来のカラーリング変更を受けた2021年型が、2020年11月20日に発売されました。
このE-Vinoが活躍する人気TV番組は、現状の2輪EVの問題点のひとつ・・・航続距離の短さを逆手にとって、旅の道中で人々の情けに頼って充電させてもらう・・・のを見せ場にしているわけですが、もしも近い将来に劇的にバッテリーや省電力技術が進歩して航続距離が飛躍的に伸びたら・・・。番組として成立しなくなっちゃうかもしれませんね(笑)。
ヤマハ E-Vino 主要諸元
認定型式/原動機打刻型式 ZAD-SY11J/Y809E 全長/全幅/全高 1,675mm/660mm/1,005mm シート高 715mm 軸間距離 1,160mm 最低地上高 95mm 車両重量(バッテリー装着) 68kg 1充電走行距離 29km(30km/h 定地走行テスト値〈標準モード〉)最小回転半径 1.8m
原動機種類 交流同期電動機 定格出力 0.58kW 最高出力 1.2kW(1.6PS)/3,760r/min 最大トルク 7.8N・m(0.80kgf・m)/330r/min バッテリー種類/型式 リチウムイオン電池/ESB4-0 バッテリー電圧/容量 50V,10AH(10H)バッテリー充電電源 定電流・定電圧充電 充電時間 約3時間 駆動方式 ギア 1次減速比 9.400
フレーム形式 バックボーン キャスター/トレール 24°05′/70mm タイヤサイズ(前/後)90/90-10 41J(チューブレス)/ 90/90-10 41J(チューブレス)制動装置形式(前/後)機械式リーディング・トレーリング(ドラム)/ 機械式リーディング・トレーリング(ドラム)懸架方式(前/後) テレスコピック/ユニットスイング ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ ハロゲンバルブ/12V,35/35W×1 乗車定員 1名
メーカー希望小売価格 259,600円(税込)