アメリカを代表するモーターサイクルメーカーのハーレーダビッドソンが、同社初の電動車としてリリースしたのが"ライブワイヤー"です。2014年に初公開され、約5年後の2019年に満を持して市販開始されたライブワイヤーですが、同車はこの度ハーレーダビッドソンではなくなる・・・とのことです。つまり「ライブワイヤー」というEVブランドとして新たに立ち上げるということなのですが、この驚きの判断の真意はどこにあるのでしょうか?

世界で最も魅力的な「EVブランド」を目指す!

5月10日、ハーレーダビッドソンは新EVブランドの「ライブワイヤー」を立ち上げましたが、これは昨年5月に就任した社長兼CEO(最高経営責任者)のヨッヘン・ツァイツ氏が掲げる「ハードワイヤー戦略」の一環である「電気バイク市場をリード」するという目的を果たすため・・・とハーレーダビッドソンは説明しています。

ヨッヘン・ツァイツ(ハーレーダビッドソン会長兼社長兼CEO)
「ハードワイヤー戦略の6つの柱の1つは、電気自動車でリードすることです。世界で最も魅力的な電動モーターサイクルブランドになることを使命とし、ライブワイヤーは、アーバンアドベンチャーとその先を追求するために、モーターサイクルの未来を開拓していきます。また、ライブワイヤーは、将来的にハーレーダビッドソンの電動モーターサイクルに適用できるような技術の革新と開発を計画しています」

ライブワイヤーのブランドロゴ。これまで販売されていた電動バイクのライブワイヤーにはハーレーダビッドソンのロゴが付いていましたが、今後はこのロゴが付くことになるようです。

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新型モデルを、2021年7月にデビューさせることを予告!

またニュースリリースの中では、ライブワイヤーブランドの最初のモーターサイクルを、2021年7月8日にローンチし、翌日である7月9日に開催される国際モーターサイクルショーで初公開することを予告していました。

それがどのようなモデルになるのか・・・は、残念ながらまだわかりませんが、X-Games Aspen 2019で公開テストされた電動スクーターや電動ダートバイク・・・みたいな製品なのかもしれません。

2019年に公開された、ハーレーダビッドソンの電動ライトウェイト・ダートバイクのプロトタイプ。

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X-Gamesのゴールド・メダリスト、ジャクソン "ジャッコ" ストロングのライディング。ハーレーダビッドソンの電動ライトウェイト・ダートバイクは、MTB感覚で楽しめそうな製品です。

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Jacko Strong Electric Concept Ride | Harley-Davidson

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こちらは2019年に公開された、電動スクーターのプロトタイプ。

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電動スクーター・プロトタイプに初めて乗る栄誉に浴したのは、X-Gamesホストのジャック・ミトラーニです。

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Jack Mitrani Electric Concept Ride | Harley-Davidson

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またライブワイヤー・ブランドは、従来のブランドとは異なる展開をいろいろと計画しています。本社はバーチャルで、ウィスコンシン州ミルウォーキーとカリフォルニア州シリコンバレーを最初の拠点を置くことになっています。これは有能な人材をリクルートするため、と説明しています。

販売は当初既存のハーレーダビッドソンのディーラー網を頼りますが、ゆくゆくは物理的な店舗とデジタル店舗を展開するとのこと。そしてEVという新しい製品に親しんでいただくため、カリフォルニア州を皮切りにいくつかの地域でライブワイヤー・ブランドのEV専用ショールームをオープンしていくことを計画しています。

日本市場でも、ライブワイヤー・ブランドの販売店や専用ショールームが開設されることになるのでしょうか・・・? ライブワイヤー・ブランドに関する新しい情報は、順次公式ウェブサイトやSNS・・・Facebookインスタグラムにアップされる予定ですので、ぜひチェックしてみてください!