4月30日、スペインGP(ヘレス)の初日は、フリープラクティス(FP)1、2が行われました。今シーズンからドゥカティのワークス入りを果たし、チームの期待に応えるポテンシャルを披露しているフランチェスコ・バニャイアが、この日の最速タイムを記録しています。

トップから14番手までが1秒差!

昨年は暑い7月に開催されたヘレスでのスペインGPですが、今年は春の開催となり各チームはタイヤのマッチングや車体セッティングを探りながらの初日となりました。

その中で好タイムを記録したのは、カタールGPとポルトガルGPで表彰台を獲得し、現在ランキング2位につけているF.バニャイア(ドゥカティ)でした。初日午後はハードタイヤ、ミディアムタイヤの順でレースペースを試した後、FP2最後の数分でのタイムアタックで1分37秒209を記録。見事初日トップタイムを刻んだライダーとなりました。

ヘレスは好きなサーキットというF.バニャイア(ドゥカティ)。前戦ポルトガルでは黄旗違反で幻となったポールポジションを、今週末はゲットすることができるのでしょうか?

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初日2番手はドーハ、ポルトガルの勝者で、今回3連勝を狙うファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)。タイヤのグリップ低下に悩まされながらも、前後ソフトタイヤを装着したFP2終盤で1分37秒387までタイムを更新。なおヤマハ勢はフランコ・モルビデリが4番手、マーベリック・ビニャーレスが5番手を記録。唯一バレンティーノ・ロッシのみがタイムアタックに失敗し21番手と蚊帳の外状態になってしまいましたが、FP3での巻き返しに期待したいです。

今シーズン3戦を消化して2勝を記録し、現在ランキング首位に立つF.クアルタラロ(ヤマハ)は初日2番手。

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トップから14番手までが1秒差!

予選3位に入ったのは、アプリリアのアレイシ・エスパルガロ。ホンダ勢は中上貴晶の6番手が最上位で、ワイルドカードで出場のステファン・ブラドルが11番手、ポル・エスパルガロが14番手、マルク・マルケスが16番手、マルクの弟のアレックスが21番手という結果でした。なお14番手のP.エスパルガロまでが首位から1秒以内という接戦ぶりです。

左からP.エスパルガロ、S.ブラドル、M.マルケスの3台のホンダRC213V。ワイルドカードのブラドルはホンダHRCからの出場で、HRCのトリコロールカラーに彩られています。

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復帰2戦目となるM.マルケスは、前戦のポルトガルでは体のコンディション的に完走がやっとだったため、今回は「レースウイークを通して、体のコンディションを安定させてキープすること」を目標にしているそうです。土曜日は「プッシュ」すると明言しているので、FP3と予選での走りに注目したいですね!

MotoGP2021 第4戦スペインGP 初日総合
1 F.バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1'37.209
2 F.クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1'37.387
3 A.エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1'37.646
4 F.モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1'37.704
5 M.ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1'37.726
6 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU Honda 1'37.775
7 M.オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1'37.816
8 A.リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1'37.847
9 J.ザルコ Pramac Racing Ducati 1'37.888
10 B.ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1'37.896