先週末、イタリアのミサノ・・・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリにてアプリリアファンのための祭典、「アプリリア・オール・スターズ2021」が開催されました! COVID-19感染拡大により、2年前にムジェロで開催された同イベントほどの盛大さはありませんでしたが、多くの偉大なレーシングマシンとライダーたちの登場により、会場は盛り上がりました。

栄光のGP250マシンや、最新MotoGPマシンが疾走!

去る4月25日、昨年度はCOVID-19パンデミックにより開催できなかったアプリリア・オール・スターズがミサノで行われました。2年前・・・2019年の同イベントでは1万人の観衆がムジェロの会場に集まりましたが、今年度もやはりCOVID-19の猛威がおさまらないため、2019年度のような大きなイベントにすることはできませんでした。しかし、開催できただけでも嬉しいことには変わりなく、来年度2022年度こそはポストCOVID-19時代として、盛大におこなえることを期待したいですね。

スモークにより、イタリア国旗の色を表現するアプリリアマシンたち!

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今年度のイベントに参加したライダーは、アプリリア・レーシング・テーム・グレシーニに所属して今シーズンのMotoGPクラスを戦うアレイシ・エスパルガロとロレンツォ・サバドーリのほか、マックス・ビアッジ、ロリス・カピロッシ、アンドレア・イアンノーネ、アレサンドロ(アレックス)・グラミーニ、そしてマニュエル・ポジャーリ。イアンノーネ以外は、いずれもアプリリアでタイトルを獲得したGPチャンピオンたちです。

MotoGPマシンの、RS-GPを先頭にパレード走行。

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ピット前でトークを楽しむロリス・カピロッシ(左)とアレイシ・エスパルガロ。

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今回彼らが乗ったのは、2019〜2021年型のアプリリアのMotoGPマシンであるRS-GPや、最新の量産市販車であるRSV4やトゥオーノV4ファクトリー、RS660のトラック仕様車である"トロフェオ"、そして1990〜2000年代に9度ライダータイトルを獲得した栄光のアプリリア250GPマシンでした。

90年代と00年代に、GP250ccクラスで栄光の時代を築いた2ストローク250マシンに跨るマックス・ビアッジ(左)とA.エスパルガロ。A.エスパルガロは2007〜2009年に乗ったアプリリア250を再び走らせることが夢だったそうで、今回その夢を叶えることができました。なおビアッジが跨るのは、1996年の250ccタイトルを獲得した時のマシンです。

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鬼が笑いますが、2022年のイベントを楽しみに待ちましょう!

アプリリアRS660トロフェオを駆るM.ビアッジ。

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イベント中、M.ビアッジは世界スーパーバイク選手権王者に輝いたときのRSV4Xなどを走らせました。ドーピングによる18ヶ月の出場停止中のA.イアンノーネはRR660を、M.ポジャーリは主にRSV4で周回を重ねました。

MotoGPマシンが収まるピット。65番を付けた車両は、ロリス・カピロッシが最近彼のコレクションに加えた、2019年型のアプリリアRS-GPです。

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L.カピロッシは自身のコレクション!! である2019年型RS-GPのサーキットデビューを果たし、1992年GP125ccクラス王者のA.グラミーニも、RS-GPのライディングを楽しんだそうです。この日の模様は、今後アプリリアのウェブサイトや、ソーシャルメディアチャンネルなどで公開される予定ですので、楽しみに公開を待ちたいですね!