2020年はMotoGPクラス開幕戦決勝で右腕を骨折し、シーズンを棒に振ることになってしまったマルク・マルケスですが、まだ2021年シーズンのどの段階で復帰するかは明らかにしてはいません。そんなマルケスが3月19日にポルティマオ・サーキットを訪れ、この地で9年ぶりとなる走行を披露しました!!

この地は第3戦ポルトガルGPの舞台になるのですが・・・!?

3月になって、3月末のMotoGP開幕戦の舞台となるカタールにて、MotoGPの各クラスの公式テストが行われるようになり、多くのMotoGPファンの視線が注がれています。

そんなカタールから遠く離れた、ポルトガルのポルティマオ・サーキット(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ)に、マルク・マルケスが登場! 3月12日には3度目の手術からの回復ぶりを診断してもらったマルケスですが、その翌日に自宅から約50km離れたところにある小さいサーキットでミニバイクに乗った!! ことが話題となりました。

その後マルケスはカタールの首都であるドーハへ飛行機移動し、カタール政府提供のCOVID-19ワクチンを摂取。もしかしたらマルケスは、カタールの開幕戦から参戦するのでは!? という憶測が、噂話として駆け巡ることになりましたが、スペインに帰国した15日、マルケス本人は開幕戦に参加するかしないか、回復具合にもよることなのでどちらも保証できない・・・と述べています。

2015年に商談受付を開始。限られた人のみ手にすることができた公道を走れるRC213V・・・RC213V-Sをマルケスはスペイン国内での「テスト」に使用しました。ちなみに日本での販売価格は、税込21,900,000円でした。

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そして16日にマルケスは、今シーズン第7戦カタルーニャGP開催地であるバルセロナ-カタルーニャ・サーキットを訪問。この地でホンダのMotoGPレプリカ、RC213V-Sを走らせました。今回紹介する動画は19日のポルティマオでの走りですが・・・マルケスは開幕戦カタールGPへの参戦も視野に入れているのか? それとも中東の地での開幕2戦は回避し、第3戦からの復帰を考えているのか?マルケスはまたまた、憶測のタネを撒いてくれました・・・。

レプソルカラーに塗られたRC213V-Sに歩み寄るM.マルケス。彼がポルティマオ・サーキットを走行したのはこれで2回目で、最初の機会はまだMoto2クラスを走っていた2012年でした(前半戦終了後の、サマーブレイク中のプライベートテスト)。

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開幕戦の暫定エントリーリストには、M.マルケスの名もあります・・・が?

なおMotoGPマシンのホンダRC213Vではなく、公道用市販車のRC213V-Sを使っているのは、RC213Vをこのようなケースで使うことはMotoGPテストに関するレギュレーションに抵触するからです。ちょっと前に、ポルティマオでのプライベートテストでアレックス・マルケスと中上貴晶が、同じようにRC213V-Sを走らせたことをご記憶の方も多いと思います。

ポルティマオ・サーキットを、ホンダRC213V-Sに乗って走るM.マルケス。公道市販車としては超高額なRC213V-Sですが、MotoGPライダーのプライベートテスト用のバイクとしては、最適な1台と言えるでしょうね。

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現在公表されているカタールでのMotoGP開幕戦の暫定エントリーリストには、M.マルケスの名前が掲載されていますが・・・果たして彼は開幕戦に参戦するのか? 皆さんも動画で彼の走りをチェックして、予想を楽しんでください!?

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