P.エスパルガロ、今シーズン2度目のポールポジション奪取!!
現地時間11月7日（土）に行われたヨーロッパGPの予選ですが、Q1時の気温19度、Q2時の路面温度21度、そしてウェットコンディションながら路面が乾き始めるという難しい状況のなかで行われました。第6戦スティリアGPに続き今シーズン2度目となるポールポジションを見事獲得したのは、来シーズンはレプソル・ホンダに移籍することが決まっているP.エスパルガロ（KTM）でした！
2番手からトップ6までは、アレックス・リンス（スズキ）、中上貴晶（ホンダ）、ヨハン・ザルコ（ドゥカティ）・・・そして5番手に現在ランキングトップのジョアン・ミル（スズキ）、P.エスパルガロの兄であるアレイシ・エスパルガロ（アプリリア）が続きました。
前戦・・・第12戦テルエルGPでは初のMotoGPクラスのポールポジションを獲得するものの、1周も終えずに転倒リタイアという結果に終わってしまった中上貴晶（ホンダ）。今回もフロントロースタートですが、キャリア初の初表彰台、そして初優勝を期待したいですね。
www.honda.co.jpJ.ミル以外のタイトル争いを演じるライダーたちは・・・？
一方、バレンティーノ・ロッシ以外の3名がタイトル争いを演じているヤマハ勢ですが、ペトロナス ヤマハSRTのフランコ・モルビデリ（現在ランキング4位）は9番手で、ファビオ・クアルタラロ（同2位）は11番手と低迷。そしてワークスのマーベリック・ビニャーレス（同3位）は15番手でしたが、6機目のエンジン使用することに対する規定により、決勝はピットスタートになります・・・。
M.ビニャーレス＋ヤマハYZR-M1。エンジン機数制限ルールが定着して久しいMotoGPクラスですが、ビニャーレスは6機目を使用することに対するペナルティ的措置により、ヨーロッパGP決勝ではピットスタートを強いられることになります。
race.yamaha-motor.co.jp予報では11月8日の決勝は晴れる見通しですが、ドライコンディションに合ったセッティングとタイヤ選択を見つけることで、予選下位に沈んだライダーたちにも浮上のチャンスはあります。熱い決勝レースを期待しましょう！