7月末から、約4ヶ月の中断を強いられていたSBK(世界スーパーバイク選手権)が再開します! それに先立ち、スペインのカタルーニャでは2日間公式テストが開催されましたが、各チームの仕上がり具合はどんな感じだったのでしょうか?

今年開催地となるカタロニアサーキットでのテスト

去る7月8~9日、9月18〜20日にSBK初開催となるカタロニア・サーキットで、SBK公式テストが2日間開催されました。再開初戦となる、第2戦スペインラウンドは7月31日〜8月2日にヘレスサーキットで行われますが、その前に各ライダーや各チームにとっては、レースの感覚を取り戻す良い機会になったことでしょう。

初日の最速タイムを出したのは、ドゥカティのスコット・レディング。2番手は0.183秒遅れでディフェンディング王者のジョナサン・レイ(カワサキ)。そして3番手には非ワークス勢のテン・ケイト所属のロリス・バズ(ヤマハ)が入る健闘ぶりでした。

ドゥカティ パニガーレ V4 Rを駆るS.レディング。

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昨シーズンドゥカティで活躍したA.バウティスタは、今年はフルモデルチェンジされたホンダCBR1000RR-RでSBKを戦います!

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SBKカタルーニャテスト初日順位
1.  スコット・レディング (ARUBA.IT Racing – Ducati) 1’41.727
2. ジョナサン・レイ (Kawasaki Racing Team WorldSBK) +0.183
3. ロリス・バズ (Ten Kate Racing Yamaha) +0.253
4. アレックス・ロウズ (Kawasaki Racing Team WorldSBK) +0.591
5. アルバロ・バウティスタ (Team HRC) +0.593
6. トム・サイクス (BMW Motorrad WorldSBK Team) +0.728

2日目は王者の貫禄でレイが首位! 2日間総合首位となりました!

2日目の午前は、多くのライダーが予選タイヤでアタック。午後は路面温度が高くなったこともあり、2日目午前中のタイムが多くのライダーの総合ベストタイムとなりました。

2日間総合首位となったJ.レイ(カワサキ)。チームメイトのA.ロウズも総合4位に食い込み、KRTの調子の良さをうかがわせます。

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来季、BMWワークスにはマイケル・ファン・デル・マークが加入することがすでに決まっていますが、現在のエースである元SBK王者、トム・サイクスは2日間総合3位に入り、健在ぶりをアピールしました。

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SBKカタルーニャテスト2日目総合順位
1 ジョナサン・レイ (Kawasaki Racing Team WorldSBK) 1’40.450
2. スコット・レディング (ARUBA.IT Racing – Ducati) +0.156
3. トム・サイクス (BMW Motorrad WorldSBK Team) +0.506
4. アレックス・ロウズ (Kawasaki Racing Team WorldSBK) +0.687
5. トプラック・ラズガットリオグル (PATA YAMAHA WorldSBK Official Team) +0.768
6. ユージン・ラバティ (BMW Motorrad WorldSBK Team) +1.044

あくまでテストはテスト! ではありますが、王者レイの好調ぶりからすると今年も彼を中心にタイトル争いが繰り広げられる予感がしますね。そこに開幕戦で優勝しているラズガットリオグルやロウズ、そしてチャズ・デイビスからドゥカティのエースの座を奪いつつある? レディングがどうタイトル争いに絡んでくるか・・・? 注目しましょう!

なおこちらの動画は、T.ラズガットリオグル(ヤマハ)による、カタルニア・サーキットのオンボード映像です。9月のカタルーニャラウンドの予習? として、ぜひご覧ください!

Onboard with Toprak Razgatlıoğlu at Circuit Barcelona Catalunya

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