2020年度のマン島TTとクラシックTTが中止になったことは先日Lawrenceでもお伝えしましたが、こちらの紹介するのは9年前・・・2011年のマンクスGPでの衝撃映像です。目の前で転倒したマシンが爆発炎上!! 火球の中に突っ込んだライダーの運命やいかに!?
TTコースの危険度は、多くの知るところですけど・・・
マン島TTコースを使う「マンクスGP」は1923年から始まったアマチュア対象のリアル・ロードレーシングです。ワークスマシンを使うのが当たり前の当時のTTに比べ、マンクスGPは量産車を使うことが主だったので、一般人が購入できる量産車の、レーサーとしてのポテンシャルがわかるレースとして人気を博しました。
もっともマンクスGPの宣伝効果を期待して、多くのメーカーは有力チームに特別仕様のマシンを与え、有望なアマチュアライダーを乗せたりと・・・このあたりは世の中の多くの量産車を使ったクラブマンレースと同じような状況だったりします。
閑話休題。こちらの動画は2011年、ミック・ジョーダンの車両に搭載されたカメラが収録した決定的な瞬間です! スクールハウスコーナーで、彼の前を走るブライアン・パーディが大クラッシュ! 爆発炎上したマシンは火球となり、ジョーダンはその中を突っ切ることに・・・。
一難去ってまた一難・・・!! 結末は動画でご確認ください
じつはこの動画、大火球に加えてさらに大きな危険がM.ジョーダンを待ち構えているのです・・・。彼の運命やいかに・・・? なお転倒したB.パーディは幸いにも腕の骨折のみという、この大事故の割には軽傷といえるダメージを負うにとどまったそうです。ぜひM.ジョーダンの気分になって、ハラハラしつつ顛末をチェックしてみてください!