数々の挑戦をし、幾つもの製品を作ってきたホンダが、かつてない新しいモノづくりに挑戦する人々を讃え応援するプロジェクト「THE POWER OF CRAFTS」。斬新なアイディアに脱帽。。。そんなクリエイターたちの作品を紹介したいと思います。皆様もおうちでものづくりに挑戦し、 #Hondaクリエイター をつけて投稿してみてください!

THE POWER OF CRAFTSとは

「まだないモノをつくる」、それが新しい景色をつくり、時に誰かを喜ばせる──。

これがHondaのモノづくりの根幹です。長距離移動を叶えた自転車用補助エンジン、大衆向けバイクとして開発したスーパーカブ、空飛ぶスポーツカーHondaJetなど、これまでHondaが作り上げてきた製品は輝かしいものが多いですが、その挑戦の影には多くの失敗や挫折もありました。

挑戦することの喜び、そして辛さを知っているHondaだからこそ、挑戦しようとする人たちを応援したい。そんな思いから立ち上がったプロジェクト「THE POWER OF CRAFTS」では、新進気鋭のクリエイターとそのアート作品を讃え応援していきます。

いったいどんな作品が集まっているのでしょうか。さっそく見ていきましょう!

こんなアートが集まりました!

01.粘土作家 フジイカクホ

SNSを通じて話題にもなっている、粘土作家フジイさん。なかでも5㎜シリーズと名付けられた作品たちが注目を集めています。

ここではHondaのVEZELやFIT、スーパーカブをモチーフに、日常を切り取ったシーンを粘土で製作。公式サイトには製作関するインタビューも掲載されているので、そちらもぜひチェックしてみてください!

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インタビューから一部抜粋!

-5mmで表現することの魅力はどんなところにありますか?
『5mmシリーズ』を作っていて感じたのは、制約の中で作ることがデフォルメの勉強になるということです。どこの要素を残し、どこを削ればいいのか。最初は5mmに収まらないことが多かったのですが、慣れていくと気づけばむしろ小さすぎることが増えていきました。キリがないので、ちゃんと5mmにおさめようと思いました。
僕の作業はパーツづくりや色づくりなど9割が地味です。でも、最後の組み上がっていく1割が楽しいんです。今回だと建物を配置していく作業ですね。

02.バルーンアーティスト Masayoshi Matsumoto

2人目は、昆虫や動物をモチーフにしたバルーンアートが人気の松本さん。カラーや形状といった制約のある風船を使っての作品作りがとても楽しいと言います。

なんとここでは風船でスーパーカブを製作!こちらもインタビューの一部をご覧ください。

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インタビューから一部抜粋!

ー今回はHondaのスーパーカブをモチーフに作品を作っていただきました。
これまでは生物を作ってきましたが、こういった乗り物をモチーフにするのは新鮮で楽しかったです。前タイヤのカバー部分の形状が複雑で難しかったですね。逆に後ろのタイヤの泥除け部分は、普段の昆虫作品のノウハウがうまく活用できたと思います。あとマフラー部分もお気に入りです。
今回の制作にあたって、スーパーカブの車体を隅々までじっくり観察してみたんですが、普段は気づかない構造のこだわりや工業製品としての美しさを改めて感じました。この経験はこれからの作品づくりにも応用できる気がします。
今後は、バルーンアートで作っていないモノが世の中にまだまだあるので、それらを網羅したいです。そう考えると、ずっとワクワクが終わらないですね。

03.爪作家 つめをぬるひと

3人目は、CDのジャケットを爪に描いたり、オリジナルのつけ爪を販売したりと、爪作家として活動している つめをぬるひと さん。

今回作品を作りながら、Hondaにシンパシーを感じたといいます。その思いとは一体? 詳細は公式サイトでご覧ください!

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インタビューから一部抜粋!

ー爪で表現することの魅力はどんなところにありますか?
スマホを触っているときや、電車でつり革につかまっているときなど、日常のふとした瞬間に、デザインされた自分の爪をみると気分があがりませんか? そういう、塗って終わりじゃない楽しみがあるのが爪の魅力だと思います。
私は爪を「体の部位で唯一、手軽に描写・書き換えの出来る表現媒体」と定義していて、アートを手軽に持ち運べる感覚だと思っています。
また、イベントなどでお客様の爪を塗る機会があるときに「こうやって描いてるんだ!」「かわいい!」といった声をいただくと、とても嬉しいですね。

04.針金アーティスト iki

一本の針金から文字を作り出し作品として昇華させる針金アーティスト ikiさん。

使う文字によっては、格段に難易度が上がると言います。今回製作した「フィット」のピアスは、小さい「ィ」や「ッ」などの文字がありますが、とても美しいバランスに仕上がっていると思いませんか?

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インタビューから一部抜粋!

ーSNSで見た方や購入した方からはどういった声がありますか?
「会社につけていきたい!」「これをつけて行ったら笑ってもらいました」など様々ですが、特に初対面の方に覚えてもらいやすいとの声が多いです。確かに、耳に『天才』とつけていたら「天才の人だ」と印象に残りやすいなと(笑)。
中にはご自身のお名前や、好きなものをアピールするための言葉をオーダーしてくれる方もいて、嬉しい声をいただくたびにやってきて良かったなと感じます。
私自身も、より良いものを作るために、いろいろな場面で気になった言葉やテレビやラジオで耳にしてグッときた言葉をメモして、クリエイティブに活かしています。

05.木彫り作家 川崎誠二

可愛い動物や本物そっくりの食べ物といった数々の木彫り作品で人気の木彫り作家・川崎誠二さん。

今回製作したのはHondaのバイク(CB400 SUPER FOUR)の鍵!

キー部分の質感を出すためにその塗装には相当苦労されたとか。製作過程などのインタビューは必見です。

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インタビューから一部抜粋!

ー木で表現することの魅力はどんなところにありますか?
本物そっくりにする作品に関しては、「木がモチーフそのものになっていく瞬間」が面白いです。たとえば鍵であれば、ただの木の塊が、作っていくうちにだんだん鍵っぽく見えてきて、そのうち鍵にしか見えなくなって、最後には鍵になっちゃう。そういうドラスティックな変化を感じるのが楽しいです。
あと、木を彫る感触や削る作業自体が面白い。削るということは足すことのできない引き算の作業です。木の塊の中に自分の作りたい物の立体的なイメージを見つけ出して、埋まっているそれを彫り出してあげるような感覚です。
また、掘っていく中で「なんかちょっと違うなあ」と思う違和感を抱くこともすごく大切で、それこそが本物に近づくヒントになります。