2019-2020年シーズンのFIM EWC(世界耐久選手権)第3戦として4月にフランスでの開催が予定されていたルマン24時間ですが、世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、9月開催にスケジュールが変更されたことが公表されました!
4月18〜19日から、鈴鹿8耐開催後の9月5〜6日開催に変更!
ルマン24時間の4月開催が難しくなったのは、新型コロナウイルス感染症の欧州大陸での蔓延により、フランス厚生労働省大臣が1,000人以上の集会を禁止したことがその背景にはあります。
そのため選手権を統括するFIMや関連団体は、ルマンの開催を4月18〜19日から9月5〜6日へとずらすことを決定しました。その結果、6月6日開催予定のドイツでのオッシャースレーベン8時間が今シーズン第3戦となり、本来最終戦だった7月19日開催予定の鈴鹿8耐が第4戦、そしてルマン24時間が鈴鹿8耐の代わりに最終戦・・・ということになりました。
FIM EWCのタイトル争いは、現在スズキ・エンデュランス ・レーシング ・チーム=SERTが79ポイント。2位のBMWモトラッド・ワールド・エンデュランス ・チームが15点差の64ポイントで追う・・・という状況です。残り3戦なので、まだまた他チームもこれら上位勢をキャッチアップすることは可能ですが、獲得できるポイントが多い24時間耐久戦のルマンが最終戦になるのは、シーズンの行方にどのような影響を与えるのでしょうか・・・!?
ともあれ、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で混乱するモータースポーツ界ですが、このにっくき感染症の流行によるスケジュール変更のニュースを伝えなくて済む日が、早くくることを祈りたいです・・・!