2019年度までの南米から中東のサウジアラビアに舞台を移して、開催された2020年のダカールラリーですが、ついにホンダが2013年の復帰以来初となる優勝を記録しました! 

米国人初のダカールラリー優勝者の誕生!

1991年4月21日にカリフォルニア州ミラロマに生まれたリッキー・ブラベックは、2015年のアブダビ・デザート・チャレンジからHRCに加入。ダカールデビューとなった2016年は、総合9位に入賞。2017年大会はメカニカルトラブルの影響で、ステージ11のスタートを切れずリタイア。2018年は第13ステージでの電気系のトラブルでリタイア。そして2019年は総合首位に立ちながら、第8ステージでマシントラブルによりリタイア・・・と3年連続で不運が続きました。

2014年に米国のヘア&ハウンド AMA選手権、バハ1000、バハ500で優勝したキャリアをひっさげ、R.ブラベックは2015年からHRCに加入して国際レースへの参戦を開始しました。

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1月16日の第11ステージ、ランク首位を守ったリッキー・ブラベック(ホンダ)。この日ステージ優勝したパブロ・クインタニラ(ハスクバーナ)に総合タイムで13分56秒差まで迫られましたが、17日の最終第12ステージでは攻めの走りでライバルたちを突き放し、見事2輪部門の勝者となりました!

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2020年のダカールラリーでは、R.ブラベックは第3ステージから総合首位に浮上! 後を追うパブロ・クインタニラ(ハスクバーナ)や前年度王者のトビー・プライス(KTM)とのタイム差をコントロールし、今年のダカールラリーを見事制覇しました。

この勝利はホンダにとっては、パリ-ダカール時代の1989年、ホンダNXR750に乗ったジル・ラレイ以来の勝利であり、ダカールラリー通算6勝目となります。またR.ブラベックは、アメリカ出身者初のダカールラリー勝者として歴史にその名を刻むことになりました。

1986年パリ-ダカールラリーで優勝したシリル・ヌブーとホンダNXR750。この年から1989年大会まで、ホンダはパリ-ダカールラリー4連覇を達成し、ひとつの黄金時代を築きました。

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第2の黄金時代をホンダは築けるか・・・? 来年のダカールラリーを楽しみに待ちましょう!

ブラベックのほかのHRCライダーは、ホセ・イグナシオ・コルネホ(チリ)が4位、ホアン・バレダ(スペイン)が7位、ケビン・ベナバイズ(アルゼンチン)が19位で見事完走。残念ながらアーロン・メア(南ア)はステージ1の転倒による負傷でDNFとなりましたが、トップ10に3台を送り込んだことはじつに素晴らしい成績でした。

1月8日の第4ステージで、キャリア初のダカールラリーステージ優勝を記録したホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダ)。トップタイムのサム・サンダーランド(KTM)が5分のペナルティを受けた結果のステージ優勝でしたが、最終第12ステージでは見事2勝目を記録! 初出場の2018年は10位、正式なHRCライダーとなった2019年は7位、そして今年は4位と、彼は着実にダカールラリーでのキャリアアップを果たしています。

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今回のHRCの勝利で、昨年までのKTMの偉大なダカール連勝記録は18でストップしたことになりました。果たして終われる立場になるホンダは来年2021年の大会を防衛し、その後も連勝記録を伸ばして黄金時代を築くことができるのでしょうか・・・? 鬼に笑われますが、来年のダカールラリーを楽しみに待ちましょう!

DAKAR2020・リザルト
 No. Name         メーカー タイム   差  ペナルティ
1 009 R.ブラベック     HONDA 40:02:36 0:00:00 00:00:00
2 005 P.クインタニラ HUSQVARNA 40:19:02 0:16:26 00:00:00
3 001 T.プライス       KTM 40:26:42 0:24:06 00:02:00
4 017 JI.コルネホ     HONDA 40:34:19 0:31:43 00:01:00
5 002 M.ウォークナー     KTM 40:37:36 0:35:00 00:00:00
6 016 L.ベナバイズ      KTM 40:40:10 0:37:34 00:00:00

Dakar 2020 - Stage 12 (Haradh / Qiddiya) - Bike/Quad Summary

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