東京オートサロンで展示された車両とともにレースを振り返る本企画。今回はホンダとのパートナーシップ2年目にして躍進を遂げたチーム、スクーデリア・トロ・ロッソS.p.Aのマシン、STR14です。

チーム史上初のシーズン中2度の表彰台を獲得!

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まさに大躍進のシーズンでした。2019年シーズンはスクーデリア・トロ・ロッソS.p.A(以下トロロッソ)とホンダが手を組んで2年目のシーズン。3度の優勝や、常に上位で戦っていたレッドブルとマックス・フェルスタッペンの活躍に目がいきがちですが、トロロッソの躍進も素晴らしかったです。

ホンダとパートナーシップを結んだ1年目の2018年シーズンと比較してみると、入賞回数も7回増え、リタイア回数は10回から4回に減り、総獲得ポイントは52ポイントも多い85点を獲得しました。

ホンダのPUのパワーが上がったのは当然のこと、トロロッソのマシンもアップデート毎に改善され良くなっていったのも大躍進の大きな要因でしょう。

そして、忘れてならないのが、2度の表彰台獲得ですよね!

チーム史上初のシーズン2度の表彰台獲得。まずは難しいウェットコンディションの中行われたドイツGPでダニール・クビアトが3位表彰台を獲得。

前身であるミナルディ時代を含めても表彰台に上がったのはセバスチャン・ベッテルが初優勝した2008年のイタリアGPのみで、昨年のドイツGPがチームにとって2度目の表彰台獲得でした。トロロッソにとって最高の瞬間であったことは間違いないでしょうが、まさかこのとき、さらにすごい結果が待っているとは思ってもみなかったことでしょう。

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苦しみを乗り越えピエール・ガスリーが掴んだ2位表彰台

ドイツ以上の結果が出たのはシーズン後半のブラジルGP。トロロッソのピエール・ガスリーが魅せました。

ガスリーは2019年にレッドブルに昇格していましたが、思うような結果を出すことができず姉妹チームであるトロロッソに降格が決定。シーズン後半はトロロッソで戦うことになりました。しかし、それはガスリーにとってプラスに働きました。

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ブラジルGPはレッドブルホンダのフェルスタッペンが強さをみせ他を圧倒するなか、その後方ではフェラーリ勢の同士討ちや王者ハミルトンと初表彰台が目の前だったアルボンとの接触があり、ガスリーが2位に浮上。

接触したもののダメージがなかったハミルトンがファイナルラップでガスリーに急接近、最終コーナーの立ち上がりで並ばれるも、ホームストレートでなんとホンダのPUが最強メルセデスを引き離し2位を獲得!2019年シーズンもっとも劇的で感動的なシーンになりました。

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トップチームに加入するも成績が出せず降格してしまったガスリー、しかしトロロッソで最強メルセデス、ハミルトン相手に2位表彰台を獲得するというこれ以上ない最高の結果を掴み取ります。

本田宗一郎氏の誕生日にホンダがブラジルで1-2フィニッシュを達成した事実を目の当たりにして、レースの神様はいる、と改めて実感したレースでもありました。

シーズン前半チームメイトとして苦しい姿を見てきたフェルスタッペンがガスリーを祝福する姿に感度した人も多いでしょう。

来年もガスリー、クビアトのコンビは継続するトロロッソですが、今季からはチーム名がトロロッソからアルファタウリに変わります。

大躍進を遂げたトロロッソは新生アルファタウリとしてさらなる飛躍を目指します! みなさんもぜひ注目してみてくださいね!

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