「運転に自信がない」「車庫入れが苦手」「もっとスキルを上達させたい」など運転の悩みは人それぞれ。HDS(Honda ドライビング スクール)は、基本的な運転技術から日常に活かせる安全運転まで、実践練習にて学べるスクールです。こちらのスクールにペーパードライバーであるリトホン女子編集部員がチャレンジしてきました!後編では、特に苦手とする車庫入れ・・・!果たして苦手を克服することができるのか?!

なぜ、できないか理解することが大切

車体を寄せて、左にいっぱい回す、前進して・・・よしよし、イメトレはOK。(すでにちょっと焦っている・・・笑)

前編でもご紹介させていただきましたが、研修時は無線機が配布されるため、インストラクターさんの声を聞きながらレッスンを受けます。自分の良かった点や悪かった点などのアドバイスをもらいながら、その場ですぐに運転に活かすことができるので、これは本当に心強かったです!

まずは、車体を人がひとり通るくらい寄せる、っと。大体これくらいかな・・・

次は赤いコーンを超えたらハンドルを左いっぱいに回す。

これぐらいの位置で良いかな。あとはハンドルを真っ直ぐにしてバックして、内側の後輪がA地点に到着したら止まる・・・

  

 

あれ?????ちょっと待って、ちょっと待って、何かが違う・・・!
なんか位置が変だ!!(またハンドルをどっちに回したら良いかわからなくなってきちゃった。。。)

あーだめだだめだ。もう一回やり直そう!

あわてるとハンドルをどっちに回したら良いかわからなくなる癖があります。特にタイヤがどっちに向いてるかがわからなくなりいつもドツボにハマってしまいます。

吉住さん「今の車庫入れ、なんでうまくいかなかったと思う?」

「車両が寄せれていなかったから?でしょうか?」

吉住さん「今できなかった原因はピポットエリアを守れていなかったからです。目印である赤いコーン(A地点)を中心に半径何cmのエリアか覚えていますか?」

「約50cmでしたよね?」

吉住さん「そうです!50cmは大体車のタイヤ1個分くらいになります。この範囲を守れないと周囲車両との接触の可能性が高くなります。次は意識してみましょう。あと、あわてないで!ゆっくり自分のペースでやりましょう。何度切り返しても大丈夫ですよ。」

なるほど。。だから毎回何度切り返しても車体の向きが変わらずドツボにハマっていたのか。アドバイスを踏まえて、あわてずにもう一度トライしてみます!

吉住さん「一度車から降りてみてピボットエリアがどれくらいか見てみましょう!」

「降りてみて実感しました!50cmって意外と狭いんですね!」

吉住さん「そうなんですよ。この50cmを超えないようにしましょうね。」

よし、あわてずゆっくりやろう!

 

 

 

 

 

 

!!!!!

やったーーーー!

吉住さん、できました!!ちょっと左に寄ってしまったのが気になるけど・・・

吉住さん「車庫入れできましたね!出来栄えよりも、まずはできたという事実が大切です。これを重ねることで段々スムーズに車庫入れができるようになるのです。」

“できたという事実”なんて良い響きなのでしょうか・・・!(強調しすぎ)

また、なぜ自分ができなかったのか理解することも重要。感覚で操作するのではなく、どうすればうまくできるのか振り返って考えることの大切さを学びました。次はもっとスムーズにできるように、もう一度チャレンジします!


実際に歩いてみて動きをおさらい・・・。
ポイントを呪文のように唱えています。。
(ブツブツ)

最新の技術に感動!恐怖心もしっかりサポートしてくれる!

15:00

教えてもらったアドバイスを意識しながら、まだ時間はかかるものの練習を重ねていくうちにだんだんとできるようになってきました!

「なんか良い感じ!私車庫入れできるようになってきたかも〜♪」

と、調子に乗ったときが一番危ないのです!
慣れてくると感覚でやってしまい、注意が散漫になると吉住さん。

吉住さん「自分の目と感覚で操作することも大切ですが、バックする際は特に“バックモニター”を活用しましょう。最近の車は“バックモニター”が付いているものが多いです。後方の様子だけでなく、車体の向きも線で示してくれるので便利なんですよ。」

ほんとだ!この線はすごくわかりやすくて便利ですね!ん???

あぁーっ!タイヤの向きも表示されてる!!(今まで気づいていなかった笑)これを見ればタイヤの向きがどっちを向いているか分かる・・・!親切〜。これはペーパードライバーの私にとって、とってもありがたいです!

細かく微調整をしながら、よし!成功!

車体も車庫に対して真ん中の位置に収めることができました。綺麗に車庫入れできるとこんなに気持ちが良いんですね。これは嬉しい!

Point:心強い味方!“バックモニター”を活用しよう!

見えづらい後方の様子を確認するために、“バックモニター”を活用しましょう。車体がまっすぐになっているかなども映してくれるため、バックするときに便利。運転手の見えない死角をサポートしてくれる車の安心技術です。


みなさん上手!!
頑張っている姿を見ていて支えにもなりました。引き続きがんばっていきましょう!