なんと早くも、第3位でノリック登場!!
GPのレギュラーライダー以外が選出されて出場する「ワイルドカード」。1960年代の5度の日本GPから久しく絶えていた世界GPの1戦としての日本GPですが、1987年に復活してから今日に至るまで、多くの熱戦が繰り広げられてきたのは周知のとおり。そして日本GPではワイルドカード出場の優秀な日本人ライダーが、さまざまなドラマを披露してくれました。
この動画はそんな数々の名場面のなかから、ベスト3の瞬間を選ぶ!! という興味深い企画です。まず第3位ですが、な・・・なんと、あの1994年第3戦日本GP500ccクラスの、ノリックこと阿部典史の衝撃のワイルドカードデビューがピックアップされています!
第2位は、鈴鹿のワイルドカード男!! 大ちゃんこと加藤大治郎です!!
あのノリックが3位・・・? では第2位はダレなんだ? と多くの人が思うと思いますが、Red Bullの担当者が選んだのは250ccクラス王者に輝くことになる加藤大治郎の、ワイルドカードライダーとしての活躍ぶりでした!
1996年の世界GPデビューとなった日本GP250ccクラスでは、マックス・ビアッジ(アプリリア)、沼田憲保(スズキ)に次ぐ3位表彰台を獲得!! そして1997年日本GP250ccクラスは宇川徹(ホンダ)、原田哲也(アプリリア)を下して見事自身のGP初優勝をわずか参戦2戦目で達成します!
そして1998年は、中野真矢と松戸直樹(ともにヤマハ)とのバトルを制し、見事鈴鹿の日本GP250ccクラス連覇を達成!! GP参戦3戦というキャリアで通算2勝!! シーズン序盤に行われていた当時の日本GPですが、このままシーズンフル参戦してチャンピオン取っちゃえばいいのに・・・なんとことを思わせるほど、彼の才能あふれる走りっぷりは別格でしたね・・・。ワイルドカードライダーとして超優秀な成績を残した大ちゃんは、納得の2位選出でしょう!
それでは・・・第1位は一体ダレ? 解答は動画を見てご確認ください!
う〜ん、ノリックも大ちゃんも日本GPのワイルドカードライダー第1位じゃないとなると、一体誰をRed Bullは選んだのでしょうか・・・?
みなさんはどの年の、どのワイルドカードライダーだと思いますか? ヒントを出すと舞台は鈴鹿サーキットで、雨で500、250、125ccの3クラスともウェット路面でのレースでした。そして1位に選出されたのは1人・・・ではありません。ちょっとヒント出しすぎですかね?(笑)、ともあれ、ぜひ動画を見て誰が選ばれたのかをチェックしてください。きっと納得していただけると思いますよ!