バラードスポーツCR-Xとホンダをこよなく愛するカメラマン伊藤嘉啓氏の愛車CR-Xのオドメーターはなんと70万kmを越えている。これまで一体どこへ向かったのか、なぜそこまでCR-Xを愛するのか、そして今後の走行距離は何万kmに到達するのか…この連載を通してCR-Xの魅力とともに徐々に紐解いていく。今回はお宝級のレアグッズが登場。(文:伊藤嘉啓/デジタル編集:A Little Honda編集部)

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ホンダのF1黄金時代はグッズも豊富だった

1983年から本格的にF1へ復帰したホンダ。空前のF1ブームも重なって、市販車にもそのイメージを巧みに使ってたんだ。ここ最近でこは、表彰台をうかがえる戦闘力を身に着けたみたいだけど、昨年までは遅くて壊れるという、不本意な成績だった。そんな昨年までとは対照的に、1988年は16戦中15勝するくらい圧倒的に速かったんだ。

そんなホンダのF1黄金時代は、市販車の販売促進予算も潤沢にあったみたいで、抜群のセンスやクオリティの高いグッズ類が沢山あったんだ。今回は、そんないい時代の懐かしいホンダグッズを紹介していこうと思う。

どのアイテムも新車成約のお客様はもちろん、単にショールームに足を運んだだけでも貰えたモノもあったりするんだ。ここに紹介するのはホンの一部で、ボクが所有してるモノもあれば、春先から連チャンであったホンダ車関連のイベントで見かけたモノあった。

まずはボクが乗ってるCR-Xに関連するモノから。コルクの専用ケースに入ったブロンズ製のスケールモデル。ズッシリと重くて特別感がある。多分これは、当時新車を成約した人たちに配られた記念品だと思うんだけど、詳細はわからない。

サンルーフ仕様でオプションのアルミホイールを履いた1.5iをモデル化してるようだけど、残念ながらドアミラーやワイパーは再現されてない。車体全長が116cmで大体1/31スケールくらいかな。

お次は、1983-1984日本カーオブザイヤー受賞を記念して作られたキー。記念の印刷がされた革ケースに専用キーが入っている。革ケースも数色あったみたいで、とりあえず手元にはこの3色があるんだけどね。

日本カーオブザイヤーを受賞したシビックやCR-Xに限らず、新車を成約した人たちに配られた記念品じゃないかと思うんだけど、これも詳細はわからない。

日本カーオブザイヤー受賞記念の限定車専用部品なのかと思って、パーツリストを調べても該当する品番は存在しないんだよね。カーオブザイヤー繋がりでもうひと、ネクタイピン。裏にホンダ博多と刻印があるから、九州地区の販社が独自に製作したのかもしれないね。

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そして、デルソルミーティングで発見したセンスのいいグッズ。遥々青森からやってきたデルソルオーナーの足元を見てビックリ!靴ひもに注目して欲しい。黒の紐に白文字でDOHC VTEC CR-Xと入ってる。しかも、紐を靴に通したとき、文字が真ん中にくる絶妙な位置に印字してあるんだ。

当時、ホンダベルノ青森でもらったらしい。大阪で当時新車のEF8(CR-X Si-R)を購入した人に、この話をしたら、大阪ではそんなのなかったですよ、とのこと。このセンス抜群のグッズは、ホンダベルノ青森のオリジナルだったのかも。

実用的といえば、ボールペンのセット。単にノック式のボールペンじゃなくって、ミドリっていうステーショナリーの分野では有名なブランドの製品を使ってるのが、バブリーだね。

で、本体のどこにもHONDAやCR-Xの表記がなくって、アクリルケースの端にNEW CR-Xって印字されてるだけ。これは、宮城のホンダベルノで配ってたものみたい。ボールペン繋がりでもうひとつ。3代目プレリュードのノベルティだ。こっちは、アクリルケースだけじゃなく、ペン本体にもPRELUDEって印刷されてる。赤と黒の配色がオシャレだね。

最後にF1関連のグッズ。絶好調だったこの時代は、勝つ度に、新たなステッカーを製作して販売店で配ってた。当時、プレリュードのトランクリッドやシビックのリアゲートには、よく貼られてたんだ。さらにステッカーだけじゃなくて、下敷きもあった。表面の疾走するマシンの写真がカッコいいし、裏面の蘊蓄(うんちく)も面白い。いい時代だったんだなぁ!

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