ロレンソ、やってもうた・・・
予選はクアルタラロ以下、マルク・マルケス（ホンダ）、マーベリック・ビニャーレス（ヤマハ）、フランコ・モルビデリ（ヤマハ）、バレンティーノ・ロッシ（ヤマハ）と、まるでマルケス包囲網みたいにヤマハ勢が上位に進出。しかしビニャーレスは予選終了後に、クアルタラロの走行を邪魔したというペナルティでグリット降格（3ポジションダウン）に・・・まぁビニャーレス本人が、全ライダーがタイムアタック終了したと勘違いしたのが悪いんですけどね。
しかしある意味、この決勝の主役？ となったのは、マルケスのチームメイトであるホルヘ・ロレンソかもしれません・・・。久しぶりに決勝レースでトップ争いに加わった元MotoGP王者のロレンソですが、なんと2周目の転倒で多重クラッシュの原因となってしまいました・・・。
この多重クラッシュに巻き込まれたのは・・・アンドレア・ドヴィツィオーゾ（ドゥカティ）とビニャーレスとロッシのヤマハコンビ・・・。序盤で早くもワークス勢4台がリタイアという展開になってしまいました。
決勝スタート!! まさかこの後・・・あんな展開になるとは・・・。
race.yamaha-motor.co.jp結果、2周目から最終24周までラップリーダーを守り通したマルケスがシーズン4勝目を記録。なおマルケスにとってはカタルニアGPでは、2014年以来5年ぶりとなる勝利でした。
この勝利の結果、ランキングで2位A.ドヴィツィオーゾとの差の拡大に成功したM.マルケス。
www.honda.co.jpそして2位の座は、これが初表彰台となるクアルタラロが獲得！ ポールポジションからスタートで7つもポジションを下げちゃいましたが、上位陣の多重クラッシュ後は2位争いに加わり、18周目からは2位の座を守り続けました。3位は常に2位争いを繰り広げていたダニロ・ペトルッチ（ドゥカティ）でした。
ルーキーながら、トップクラスのスプリント能力を披露するF.クアルタラロ（ヤマハ）。デビュー年の初優勝達成なるか？ に注目が集まっています。
race.yamaha-motor.co.jp次戦は6月30日決勝のオランダGPです。歴史あるアッセンのコースで、ガチョーン!! な出来事なく白熱のバトルが繰り広げられることを期待したいですね（苦笑）。
MotoGP2019 第7戦カタルニアGP 決勝
1 M.マルケス Repsol Honda Team Honda 40’31.175
2 F.クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 2.660
3 D.ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati 4.537
4 A.リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 6.602
5 J.ミラー Alma Pramac Racing Ducati 6.870
6 J.ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 7.040
MotoGP2019 ランキング ※6月16日現在
1 M.マルケス Honda 140
2 A.ドビツィオーゾ Ducati 103
3 A.リンス Suzuki 101
4 D.ペトルッチ Ducati 98
5 V.ロッシ Yamaha 72
6 J.ミラー Ducati 53